SDM特別講義 2022年度 春学期
第1回
2022年4月8日
モデレータ教員:
谷口(智)
東京都市大学 メディア情報学部 情報システム学科 教授
大谷 紀子 氏
【演題】人工知能と自動作曲
講師プロフィール
人工知能に音楽を作らせる「自動作曲システム」で、日本を代表する研究者のお一人。
「進化計算アルゴリズム」を用いる研究を続けてこられた。
初めキヤノン、そのあとアカデミズムへ転身され、いまは東京都市大学の教授。
かたわら大型オートバイをこよなく愛すライダーで、「バイクの話なら何時間もできますが、それはまた別の機会に」とのこと。
講義概要
音楽楽曲の、自動生成システムで最先端を行く大谷紀子先生が、今年度特別講義のトップバッターです。先生たちが人工知能につくらせた曲は、赤い羽根共同募金の応援ソングとして、もう世に出ています(フォークデュオ「ワライナキ」が歌うかたちで)。日に日に刻々学習し、賢くなっていく人工知能。あなたにとって癒やされる音楽とは? 元気をもらえる旋律とは? AIは、あなたの好みをどんどん学習し、新しいメロディーを無限にこしらえては提供してくれるのです。「進化計算アルゴリズム」がご専門の、大谷先生、AIっていつか、モーツアルトすら超えていくのでしょうか? いや、もしかしてもう、ある意味では超えている? 当日は、もちろん映像と音楽を用いた講義になります。オンラインで視聴するより、どうぞ生身を音楽にさらしに行きましょう。
ところで大谷先生、大型バイク歴25年。いまもホンダCBR600Fを疾駆するライダーです。ご出身は、東京工業大学。同大大学院で修士を取られたあと、キヤノンへ。アカデミズムへの転身はその5年後。いまは、東京都市大学(旧武蔵工業大学)メディア情報学部情報システム学科教授でいらっしゃいます。
第2回
2022年4月15日
モデレータ教員:
谷口(智)
東京大学先端科学技術研究センター 専任講師
小泉 悠 氏
【演題】ロシア、日本、国際システム
講師プロフィール
ロシアのウクライナ侵攻以来、小泉先生をテレビで見かけない日はないと言っていいほどです。
ロシアの軍事事情について深い知識、学殖とともに語れる専門家。稀少な存在です。
東京大学先端科学技術研究センターの専任講師。1982年のお生まれですから、多くの皆さんにとって同世代です。
講義概要
わたしたちの時代の「2.24事件」は、国際システムに深刻な動揺を与えそうです。
ロシアの、ウクライナ攻撃。考えたくなかった事態が現実になり、講師としてお呼びする小泉悠先生は、メディアから引っ張りだこになりました。ロシアの軍事に関するロシア語文献に通じ、モスクワで靴底をへらし、現地事情にも詳しい小泉先生が、いまこの日本にいたことは、ひとつの僥倖。そんな方から直接講義が聞けるのも、幸運の一語です。
激しく動く目の前の事情もさることながら、もっと大切なのは、「これで日本はどうする」「世界とそのシステムはどう変わる」でしょう。地球を俯瞰し、時代を遠望する視座を、この際、講師に学びたいものです。
小泉先生はいま、東京大学先端科学技術研究センター専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障政策です。早稲田大学大学院政治学研究科(修士課程)修了後、民間企業を経て外務省国際情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員など経て今日に。主著には『現代ロシアの軍事戦略』(筑摩書房)、『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)、『軍事大国ロシア』(作品社)などをお持ちです。
第3回
2022年4月22日
(4月2日入学合宿にて収録)
モデレータ教員:
当麻
第4回
2022年4月29日
モデレータ教員:
当麻
横浜市 デジタル統括本部 副本部長
最高情報統括責任者補佐監(CIO補佐監)
最高データ統括責任者補佐監(CDO補佐監)
最高情報セキュリティ責任者補佐監(CISO補佐監)
福田 次郎 氏
【演題】「デジタル×デザイン」~横浜DX戦略について~
第5回
2022年5月6日
モデレータ教員:
前野
第6回
2022年5月13日
モデレータ教員:
谷口(尚)
第7回
2022年5月20日
モデレータ教員:
谷口(智)
第8回
2022年5月27日
モデレータ教員:
前野
第9回
2022年6月3日
モデレータ教員:
前野
第10回
2022年6月10日
モデレータ教員:
西村
建築士&プランナー
Ali Ganjehlou 氏
【演題】都市構造内の科学技術の統合:総合的な計画アプローチ
INTEGRATION OF SCIENCE & TECHNOLOGY WITHIN URBAN STRUCTURES: A SYNTHETIC PLANNING APPROACH
第11回
2022年6月17日
モデレータ教員:
新妻
Professor and Canada Research Chair in Music Information Retrieval, Music Technology Area, Department of Music Research, Schulich School of Music, McGill University
藤永 一郎 氏
【演題】Optical Music Recognition Workflow for Neume Notation & The Art of Teaching Computers
第12回
2022年6月24日
第13回
2022年7月1日
モデレータ教員:
新妻
第14回
2022年7月8日
モデレータ教員:
春山
第15回
2022年7月15日
モデレータ教員:
山形