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SDM特別講義 2014年度 秋学期

講義日程講師・演題
第1回
2014年9月26日

モデレータ教員:
西村
株式会社日立製作所 相談役
川村 隆 氏
【演題】経営改革とグローバル経営への展開
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
1962年東京大学工学部卒業。同年日立製作所に入社。電力発電システムのエンジニアとしてキャリアを重ね、1995年取締役就任。常務取締役、取締役副社長を経て、2003年以降はグループ各社の会長を歴任。2009年4月、日立製作所の執行役会長兼執行役社長就任。2014年3月末を以って会長を退任し、6月から相談役(現職)。2010年から2014年、一般社団法人日本経済団体連合会副会長。

講義概要
1.リーマン危機後の経営改革
2.社会イノベーション事業のグローバル展開
3.中長期成長戦略としての人材育成
4.コーポレートガバナンス
5.社長のあり方"
第2回
2014年10月3日

モデレータ教員:
小木
非公開
第3回
2014年10月10日

モデレータ教員:
白坂
株式会社 匠BusinessPlace 代表取締役社長
萩本 順三 氏
【演題】価値のデザインからはじめるビジネス企画
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
1990年~ソフトウェア開発を通じてソフトウェア工学にのめり込み、オブジェクト指向方法論を自ら作成。
2000年~オブジェクト指向技術を使ってしっかりとしたエンジニアリングを提供する会社として共同で株式会社豆蔵を設立し、副社長、CTO、取締役、プロフェッショ ナルフェローなどを務めながら、ビジネスとITを繋げる手法、要求開発方法論の初版バージョン0.6を策定。また並行して総務省行政管理局技術顧問、内閣官房GPMO補佐官として政府のIT化戦略・実施マネジメント(e-japan)に携わる。
2008年7月7日、IT業界の改革を促進するために株式会社匠Labを設立、要求開発をベースに匠メソッドを開発、ライセンス提供を開始。2009年7月7日、コンサルティング企業として株式会社 匠BusinessPlaceを設立。匠メソッドを活用して、IT業界の価値を高め、ユーザ企業のビジネス活性化する独創的なサービスを提供中。
主な書籍  「要求開発」日経BP

講義概要
ビジネス企画とは、何か新しいビジネスを始める際の企画、または、既存のビジネスに新しい要素を加える際の企画の事です。その中にはソフトウエアシステムが絡むものと絡まないものがあります。
私は、このビジネス企画について、属人性をできるだけ排除しつつ、スピーディに進めるための手法(匠method)を会社を起業してから作り上げ洗練させてきました。この手法は、すべてのビジネスパーソンに有用であると同時に、ITエンジニアが身に付けるべき超上流の手法とも言えるものです。
この手法の特徴は、価値のデザインから進めていきます。そして、ビジネス戦略、業務設計、(IT設計)に繋げていくものです。
その根底には、「価値は存在するものではなく自らが描いて共感させるものである」という考えを持っています。価値を描き皆で共感し、そしてそれを企業戦略に繋げ、そこから業務を設計しつつIT活用をイメージさせのです。
また、もっともシンプルで有用性の高い「価値分析モデル」について演習を行います。価値のデザインから始めるとはどういう事なのか、そして、なぜわかり易くて、楽しく取り組めるのか、是非楽しみながらチャレンジしてみてください。
第4回
2014年10月17日

モデレータ教員:
白坂
グーグル株式会社 執行役員兼公共政策部長
山口 琢也 氏
【演題】"10X"〜グーグルにおけるイノベーション創出の取組み〜
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
大学卒業後、1992年ソニー株式会社入社。採用部、Sony Europe GmbH 等において人事を担当。2003年より内閣官房情報通信技術(IT)担当室にて内閣官房主幹としてe-Japan戦略II等の国家戦略策立案に携わる。 2005年よりマイクロソフト株式会社政策戦略担当部長、シスコ株式会社政策本部長などを経て、2012年グーグル株式会社入社。2014年3月より執行役員兼公共政策部長として情報通信政策全般における政策渉外を統括。
講義概要
1998年にガレージで創業したグーグルは、様々なチャレンジを繰り返しながらグローバルに支持されるイノベーティブなサービスを提供することに成功してきた。今や検索と言えば誰もが日常的に使っているが、ほんの一昔前には存在すらしなかったものである。グーグルがなぜこのようなサービスを展開するに至ったのか、その後も続くイノベーションへの飽くなきこだわりを支える考え方や文化について俯瞰する。また、日本においては、Innovation Nipponという活動を展開中で、この活動についても紹介させて頂く。
第5回
2014年10月24日

モデレータ教員:
前野
ヒロタデザインスタジオ マネージングダィレクター/女子美術大学 教授
廣田 尚子 氏
【演題】製品デザインにおけるシステムデザイン
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
東京生まれ。東京芸術大学デザイン科卒 GKテック、GKインダストリアルを経てヒロタデザインスタジオ設立。企業の製品デザインからトータル部ランディングまでを手掛ける。グッドデザイン賞審査委員。東京ビジネスデザインアワード審査委員長
講義概要
企業の製品デザインの実務プロセスにおけるシステム構築の発想をデザインのアウトプットの実例と共に紹介。今後プロダクトデザインが担うべきトータルソリューションの必要性とその手法。<トータルソリューションはブランディング>としてブランディングがもつ解決力の可能性について
第6回
2014年10月31日

モデレータ教員:
中野
ヤフー株式会社 執行役員 マーケティングソリューションカンパニー長
荒波 修 氏
【演題】マーケティングはビッグデータの夢を見るか?
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
1971年神奈川県生まれ。神奈川大学卒業。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。デル株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、日本ラドウェア株式会社などを経て、2007年オーバーチュア株式会社入社。2008年、オーバーチュア株式会社の吸収合併によりヤフー株式会社へ転籍。リスティング広告事業の本部長などを経て、2013年4月より現職。
講義概要
ものづくり大国としてその名を轟かせた日本。
しかし今では、海外企業との激しい競争にさらされています。
この状況下において必要なのは「マーケティングに対する
考え方を変えること」だと思います。
そしてこのマーケティングが非常に速いスピードでデジタル化していく中で、
どのようにデジタルマーケティングに向き合うべきか。
ビッグデータをキーワードとして、
実際にYahoo! JAPANが行っている事例を踏まえてお話しします。

※この講義は収録はありません。
第7回
2014年11月7日

モデレータ教員:
当麻
CIA Inc. 代表取締役会長
Sy Chen 氏
【演題】イノベーション・プロトタイピング
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
1947年北京生まれ。30年の成功のトラック・レコードがあるブランドコンサルティング会社CIA Inc.のファウンダー兼CEO。
"Japan Branding"を提唱し、ユニクロ、青山フラワーマーケット、東京三菱UFJ銀行PBO、出光、大崎Think Park、Peach、サウスウッド、Oisix Crazy for Veggy等の新業態ブランドの原型を構築し成功に導く。 Innovation Prototypingを実践し、プロジェクトフローとリアルな検証プロセスを通じてリスクを軽減させ、成功率を高めている。
講義概要
ブランディングの成功事例を多く確立が出来たのは,当社独自のイノベーション・プロトタイピング(Innovation Prototyping)とういう手法である。コア価値の明確化、あるべき姿のナビゲーション、顧客体験価値、ブランド戦略の開発、等の作業の後の実戦に向けた検証プロセスの事である。 イノベーション・プロトタイピングの目的は、開発されたブランド戦略に基づいて3次元のシミュレーション・検証・チューンアップのプロセスを通じてリアルの検証する作業である。
それによって失敗するリスクを軽減させ一定期間行なう事によって[成功のヒナ型]が生まれてくる。机上で企画や戦略を立てるだけではなく、実際に試してみることが重要である。
例えば、店舗を試作して動線、MD訴求、陳列什器、VMD, 価格訴求、顧客体験価値、コミュニケーション戦略等が適切かどうか実験するのである。 ただ、試作した店舗等は最初から上手くいくことはほとんどないので、チューンアップが必要になる。今回は、当社の成功事例のなかでイノベーション・プロトタイピングがどの様におこなわれて、チューンアップされ改善されたか分かりやすく説明します。
第8回
2014年11月14日

モデレータ教員:
高野
株式会社ダイセル 取締役 常務執行役員 生産技術本部長
小河 義美 氏
【演題】『培った知恵を集約し活用する仕組みの構築』 ~次世代型化学工場への挑戦~
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール

1983年3月 大阪大学基礎工学部化学工学科卒業
同年  4月 ダイセル化学工業株式会社に入社
1997年4月 当社 次世代型化学工場構築プロジェクト推進室長
2000年6月 当社 生産技術本部生産革新センター所長
2002年4月 当社 業務革新室長 兼 生産技術室生産革新センター所長
2006年6月 当社 執行役員
            特機・MSDカンパニー副カンパニー長
            兼 同カンパニー播磨工場長
            兼 生産技術室長補佐 
            兼 業務革新室長補佐
2009年6月 当社 執行役員 生産技術室長      
      レスポンシブル・ケア室担当
      エンジニアリングセンター担当
2011年6月 当社 取締役 執行役員 生産技術室長      
レスポンシブル・ケア室担当
エンジニアリングセンター担当
2013年6月 当社 取締役 常務執行役員 生産技術室長      
     レスポンシブル・ケア室担当
エンジニアリングセンター担当
2014年4月 当社 取締役 常務執行役員 生産技術本部長     
     レスポンシブル・ケア室担当
エンジニアリングセンター担当

※2011年10月社名を『株式会社ダイセル』に変更

(受賞歴)
平成14年度 化学工学会技術賞
平成16年度 日本設備管理学会ものづくり大賞
平成19年度 情報化促進貢献個人表彰部門        
経済産業大臣表彰「IT投資効率化促進部門」受賞

講義概要
ダイセルは、セルロイドの製造メーカーから端を発し、その不燃化に取り組む中、セルロース誘導体、有機合成品、合成樹脂などの分野に事業を展開している。一方で、セルロイドの燃えやすい性質を活用した火薬技術、それをシステム化することで、防衛関連製品や自動車エアバッグ用インフレータなどの火工品事業へも展開している。網干工場では、1990年代から更に国際競争力のある工場を目指し、また技術・技能の伝承といった課題を克服するため、「次世代型化学工場」をコンセプトに、より創造的で人を中心とした人にやさしいモノづくりの実現に向けて、人・組織、生産システム、情報システムの3つの革新を推し進めてきた。その中で、ダイセルが長年培った技術、技能、ノウハウを顕在化、標準化し、「必要なときに、必要な人に、必要な加工度の情報がミエル仕組み」として知的統合生産システムを構築することで、工場の最適化運転を実現している。さらに、網干工場に留まらず、同社の広島県にある大竹工場を始め、全工場に展開すると共に、本社営業系を含めた業務革新にも取り組んでいる。これら革新に挑み続ける同社のモノづくりへの取り組みについて紹介する。
第9回
2014年11月21日

モデレータ教員:
当麻
株式会社メタ・コーポレーション・ジャパン代表取締役
高沖 英二 氏
【演題】何を目指して何処に行くのか!--今初めて明かすメタコス(METAKOS)の全貌--
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
1951年大阪府生まれ。医学博士。15歳で彫刻家を志すも、人間の脳に興味を持ち大阪大学人間科学部で行動生理学を専攻。その後再び彫刻の道に戻り、京都芸大名誉教授・故山本恪二氏に師事し本格的に人体彫刻を学ぶ。その後約10年間彫刻に打ち込み、ギリシャ・アテネにて大理石レリーフの制作などしたが、感ずるところがあり、阪大工学部電子工学科の大村皓一氏のもとでCGを学び始める。偏心分布を持った濃度球(偏心メタボール)のアルゴリズムを考案し、独力でメタボール専用モデリング・ソフトウェア 「METAEDITOR」を開発。 1987年NHK人体プロジェクトの招聘を受け上京。局内CGチームの立上げ、指導を行う。 1988年 (株)メタ・コーポレーション・ジャパンを設立。(株)イマジカのために日本初のフルCGのテレビCMを制作するとともに「METAEDITOR」の販売を開始。 1992年IMGINA'92(モンテカルロ)で招待講演。同年SIGGRAPH(シカゴ)のエレクトロニック・シアターにて、自ら開発した「偏心メタボール」を用いたアニメーション作品「Eccentric Dance」が上映される。2013年国際3D協会グッドプラクティス・アワード2013本賞受賞。1998-2005年日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師。2006年より慶應義塾大学医学部共同研究員および東京大学生産技術研究所研究員を兼務している。

講義概要
講義の前半では、還暦を過ぎた高沖自身がこれまで辿った道を振り返る。変わった経歴を珍しがられ、若い頃には「やりたいことが分かっていない」などと批判されることもあったが、本人としては、(芸術家?として)社会に良い影響を与えるという人生目標にブレは無い。そして1987年初めに着想し、先ずCGによるイメージキャラクター(Dr. Metakos)の制作から始めたのがMETAKOSというシステムである。これは諸知識を組織化・有機化するKOS(Knowledge Organizing System)の最終的なもので、自立・分散・協調という科学研究の本来あるべき姿を効率良く、大規模にサポートするシステムである。ところがルート選びの誤りか他の要因か、いずれにせよ失敗の連続で、四半世紀以上経過した現在でもまだ実現していない。この現状に本人は忸怩たる思いだが、受講者諸君にはそこから様々な教訓を学び取っていただきたい。
講義の後半ではMETAKOSの前段階であるiOSアプリActioforma/Medical KOSとそのテレポインティング機能を用いた立体視遠隔コミュニケーションやCDF教室の大型立体映像装置を用いた高精細3D映像など現状の一端を供覧する。
講義の最後には、METAKOSを如何に実現するかについて、SDMを専攻する聴講者諸君から教えを賜りたい(逆転授業? To teach is to learn)。また諸君がそれぞれ何を目指して何処に行こうとしているのか、更には地球人類が何を目指して何処に行こうとしているのかについて白熱の議論を期待する。
第10回
2014年11月28日

モデレータ教員:
神武
自然電力株式会社 代表取締役社長
磯野謙 氏
【演題】エネルギーアントレプレナーシップ
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
大学卒業後、株式会社リクルートにて、広告営業を担当。その後、風力発電事業会社に転職し、全国の風力発電所の開発・建設・メンテナンス事業に従事。
2011年6月自然電力株式会社を設立し、代表取締役に就任。2013年1月世界有数の再生可能エネルギー企業、juwiAGとの合弁会社、juwi自然電力設立後、同社取締役も兼務。現在は、全国で太陽光発電所を中心に風力等の再生可能エネルギーの発電所を展開。慶應義塾大学環境情報学部卒、コロンビアビジネススクール・ロンドンビジネススクールMBA。

講義概要
大きな資本が必要であり、政策や政治動向が大きく関与する参入障壁の高いエネルギー事業を自然電力(株)は展開しています。「エネルギーから世界を変える」をビジョンに掲げ、日本・世界のエネルギー問題に取組む事業についての起業のエピソードや自然電力が取り組んでいるビジネスモデル等を通して、アントレプレナーシップについて考えていきます。
第11回
2014年12月5日

モデレータ教員:
小木
株式会社日本プロバスケットボールリーグ代表取締役社長
中野 秀光 氏
【演題】夢へのチャレンジ 
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール

◆経歴
昭和52年3月 新潟市立新潟白山高等学校体育科卒業
昭和55年4月 有限会社 今井屋入社
昭和55年4月 有限会社 今井屋取締役 就任
平成 5年 4月 有限会社 プリフロ設立 代表取締役 就任 
平成 9年 4月 有限会社 サン・メイプル設立 代表取締役 就任
平成14年11月 ㈱新潟スポーツプロモーション専務取締役 就任(新潟アルビ)
平成16年6月 ㈱新潟スポーツプロモーション 代表取締役 就任(新潟アルビ)
平成16年11月 日本プロバスケットボール(bjリーグ)理事 就任
平成19年9月 株式会社日本プロバスケットボールリーグ代表取締役社長 就任

◆会暦
平成8年 (社)小千谷青年会議所理事長就任
      NBA OBゲーム開催
平成9年 (社)日本青年会議所スポーツを通した町づくり委員会出向
     NBA OBゲーム全国ツアー開催(新潟・福井・兵庫)
平成10年 小千谷市体育協会副会長 就任
平成12年 新潟県スポーツ振興審議委員会 委員
平成13年 新潟県体育協会監事
     新潟県バスケットボール協会 理事
     小千谷市バスケットボール協会 理事
平成18 4月~9月 NHK第一ラジオ毎週金曜日AM7:40~朝の随想出演 
平成20年 小千谷市体育協会 相談役
平成22年 内閣府地域活性化伝道師



講義概要
高校卒業後、家紋職人の3代目として家業を継承する傍ら、青年会議所のメンバーに入り、小千谷市という人口4万人の町にNBAのOBチームを招致するなど地域の活性化に従事。その経験から新潟アルビレックスの球団社長を経て、プロリーグの社長に就任。講義の中で、これまでの経験からどのようにして地域を巻き込んできたかを具体例を交えながら説明。バスケットボールを中心とした地域活性化事業に関してお話します。また、先日発表しました、株式会社タニタと新潟県長岡市とのまちづくりプロジェクトに関しても講義の中で触れていきます。
第12回(公開講座)
2014年12月12日

モデレータ教員:
前野
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO 
出口治明 氏
【演題】リーダーシップについて
■会場:日吉キャンパス独立館DB201
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール

1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2013年6月より現職。

主な著書に、「生命保険入門 新版」(岩波書店)、「直球勝負の会社」(ダイヤモンド社)、「仕事に効く 教養としての『世界史』」(祥伝社)、「早く正しく決める技術」(日本実業出版社)、「ビジネスに効く最強の『読書』」(日経BP社)、「本の『使い方』」 (角川oneテーマ21)、「『働き方』の教科書」(新潮社)、「部下をもったら必ず読む『任せ方』の教科書」(角川書店)、「『思考軸』をつくれ」(英治出版)、「百年たっても後悔しない仕事のやり方」(ダイヤモンド社)など。

生年月日:1948年4月18日(66歳)
出身:三重県 美杉村(現・津市)
学歴:京都大学法学部(専攻:憲法)1972年卒

ブログ http://www.lifenet-seimei.co.jp/deguchi_watch/
http://blog.livedoor.jp/deguchiharuaki/
http://blogs.bizmakoto.jp/deguchiharuaki/
Facebook   https://www.facebook.com/deguchiharuaki/
Twitter    @p_hal



講義概要
「 6 0 才での起業は 1 時間で決めました」
生保業界の風雲児と言われるライフネット生命の出口CEO。
日本生命時代には業界改革に奔走、生保の国際化の先頭にたち、
還暦で国内では 7 4 年ぶりの独立生保会社を創業後、わずか 4 年で上場。
一方で、訪れた世界の都市は 1000 を超え、読んだ歴史書は 5000 冊を超える博覧強記の人。
ライフネット生命の前例のない挑戦を支える出口CEOによる、リーダーシップに関する講演です。
第13回
2014年12月19日

モデレータ教員:
日比谷
公益財団法人 日本水泳連盟 常務理事待遇 (前 日本水泳連盟 会長)
佐野和夫 氏
【演題】「水泳ニッポン:センターポールに日の丸を! ~東京五輪・パラリンピック2020への施策と目標~」
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
○昭和38年3月 慶應義塾大学工学部計測工学科卒業、 昭和46年5月 米国ペンシルバニア大学院化学工学修士課程卒業、 昭和60年11月 東京大学工学博士取得、 ○昭和38年4月-平成7年3月 日本鋼管株式会社勤務、 平成22年11月~現在 大宏電機株式会社顧問、 ○平成21年4月~平成25年6月 公益財団法人日本水泳連盟会長(現在常務理事待遇)、 平成22年1月~現在 国際水泳連盟(FINA)理事、 平成12年11月~現在 アジア水泳連盟(AASF)理事/副会長   ○シドニー、アテネ、北京、ロンドンの各オリンピック大会および数度の世界水泳選手権大会に、国際競技役員あるいは日本水泳選手団団長として参加。 ○平成26年4月 一般社団法人日本知的障害者水泳連盟会長に就任し、パラリンピック活動支援も実施。

講義概要
2013年9月東京五輪・パラリンピック2020開催が決定した。著者は2009年IOC総会(コペンハーゲン)および2013年IOC総会(ブエノスアイレス)での東京オリンピック招致活動に参画し、念願の「東京2020」実現の一助を果たすことが出来た。これらの活動経緯を報告するとともに、今後の施策に加えて、「水泳ニッポン」のリオデジャネイロオリンピック(2016)、東京オリンピック(2020)に向けての目標について、最近開催されたロンドンオリンピック(2012)、およびFINA世界水泳選手権バルセロナ大会(2013)を振り返ってマイルストーンを組み立てる。また、近年の日本水泳界発展の礎をレビューし、選手育成の基本理念としている「スポーツが与える三つの宝」(小泉信三著)ならびに「練習十則」(末弘巌太郎著)を紹介する。さらにオリンピックとともに最近注目を浴びている障害者スポーツ、特に筆者が関わっている知的障害者水泳、パラリンピックについて一言言及する。
第14回
2015年1月9日

モデレータ教員:当麻
株式会社クライアントサイド・コンサルティング 代表取締役
越石一彦 氏
【演題】知識を商いにつなげるビジネスコミュニケーションの極意 
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
昭和63年3月、函館大学商学部商学科卒業。同年4月、山一證券へ入社。 史上最年少31才で池袋支店のライン課長に就任。平成9年、会社廃業に伴い、平成10年3月に退社。同年4月にメリルリンチ日本証券に移籍。平成13年5月に同社を退職し、株式会社クライアントサイド・コンサルティングを設立。代表取締役に就任する。これまでに250社以上の企業の顧問を引き受け、企業研修においてのべ3万人以上の受講者数を超える。アジア国際支援財団評議員議長、はこだて観光大使も務めている。

講義概要
証券トップセールス時代に培われた商いを決めるためのアクティブコミュニケーションについて具体的行動学に落とし込み解説していきます。その中で4つのゴールデンセールスプロセスについて学び知識が商い(取引)につながる瞬間を学んで頂きます。
第15回
2015年1月16日

モデレータ教員:
当麻
富士通株式会社 長野工場長
伊東 広樹 氏
【演題】世界一へ挑戦し続ける事による、世界最高峰の技術力獲得 および、技術人材の継続的育成について
■会場:日吉キャンパス協生館CDF室(C3S10)
■時間:19:00-20:30(6時限)

講師プロフィール
・1982年 4月 富士通入社、生産管理部門に配属
・2000年 6月 同部門 第三工務部長に就任、2005年6月 事業企画統括部長代理に就任
・2005年11月 The FUJITSU Way推進本部 主席部長に就任
・2007年 6月 エコ2コスト推進本部 主席部長に就任
・2009年 1月 次世代テクニカルコンピューティング開発本部 事業企画統括部長に就任
・2009年12月 同開発本部 本部長代理に就任
・2014年 6月 長野工場長に就任し、現在に至る
講義概要
スーパーコンピュータ 「京」は、LINPACKベンチマークでの世界最高性能を競うTOP500において、2011年6、11月に二期連続世界一を達成したが、スーパーコンピュータとはそもそも何か、その簡単な紹介に始まり、その礎となった半世紀を越える富士通コンピュータの歴史を 先ずお話しします。
次に、「京」コンピュータという国家プロジェクトを通して、富士通の技術部隊、工場の製造部隊、設置現場の人達(工事、SE、保守等)が、どの様な方法で各種ハードルを乗り越え、世界第一位を獲得したのか、その軌跡を技術、人財、マネジメントを交えながら お話しさせて頂きたいと思います。
*「京」は、理化学研究所の登録商標であり、理化学研究所と富士通が共同開発したシステムです。