特色ある講義(デザインプロジェクト、SDM特別講義など)
デザインプロジェクト
デザインプロジェクトとは、慶應義塾大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学およびデルフト工科大学(オランダ)の連携で開発されたシステムデザイン・マネジメント技法を用いて、プロダクトやサービスなどの革新的なシステムをデザインし提言することを目指したプロジェクトで、2011年度まではALPSの名で行われていました。
プロジェクトテーマに関連するプロダクトあるいはサービスについて、問題の定義、利害関係者の要求の把握からはじまり、システム要求の定義、概念設計、アーキテクチャを提案し、試行を繰り返しながら、その検証を行っていきます。デザインプロジェクトに参加する者は、これまでにないビジネスモデルやイノベーティブなシステムをデザインするための実学を身につけることができます。
デザインプロジェクトについての詳細は、こちらのページをご覧ください。
SDM特別講義
「システムデザイン・マネジメント(SDM)特別講義」(2単位)は、専門科目の一つとしてカリキュラムに含まれ、履修が強く推奨されています。
「SDM特別講義」は各界の第一人者をお招きして、物事を毎回違った視点からシステムオブシステムズとして捉える講義シリーズで、SDM研究科がもっとも力を注いでいる講義のひとつです。日本で初めて創設されたこの大学院は、巨大で複雑を極めた、そして最新の技術が集積された現代のシステムズを研究の対象にしています。これに挑むには、単に書物のうえの知識や日々の体験だけでは歯がたちません。やはり現代社会の最前線に在って巨大なシステムズを実際に創りあげ、時には失敗を味わった先導者たちの知恵に学ばなければなりません。
本シリーズはそうした方々をお招きし、膝を交えて議論を戦わせるための講座です。ビッグネームの方々を単にお招きする「講演会」ではありません。先達の方々の内に蓄えられた知恵とお人柄から何ものかを存分に吸収してください。
この授業はすべての講義に出席するのが前提です。正規履修者以外の方が聴講するためには、科目等履修生として申請する必要があります。
SDM特別講義についての詳細は、こちらのページをご覧ください。