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パブリックシステム・ラボ

パブリックシステム・ラボ
Public System Laboratory

ある社会システムのデザインを考える際、まず重要なのはその構成員である「ごく普通の人々」の心理や価値観です。例えば民主社会の「政治システム」(Easton, 1965)は、環境・需要・社会心理等の変化から生じる要求と競争という「入力(input)」フェイズ、それに対応する政治的意思決定・政策等という「出力(output)」フェイズ、そしてその結果を受けた再びの変動と評価・要求という入力フェイズ...といった循環構造をベースとします。本ラボでは、システムを支える人々の心理や、システムの様々な局面を分析し、より良い社会・政治システムをデザインすることを目指します。あわせて、社会・政治のダイナミクスを分析する研究方法論(統計分析、サーヴェイ、実験、脳科学アプローチ、マシーン・ラーニング等)を切り拓いていきます。

  • 谷口 尚子

研究室ポスター