研究
ラボ/センター紹介
SDM研究所では、同じ研究領域に携わる教員、学生、研究員、学外研究者等がラボ(またはセンター)を組織して研究活動に従事しています。
ラボ・センターは、個別の専任教員が主導する「専任教員研究室型ラボ」と、さまざまな分野の教員が横断的に活動をする「横断研究型ラボ」に大きく分かれています。個々のラボ・センターの活動内容・メンバー等は以下からご覧ください。
専任教員研究室型ラボ
横断研究型ラボ
Information Systems Perspective Investigation and Requirement Engineering Laboratory (INSPIRE Lab)
環境共生システムデザインラボ
Symbiotic System Design Laboratory
環境と共生できる人々の生活を実現するために、さまざまな交通・移動体システムを研究開発する。
また、交通・移動体システムを支えるエネルギーおよび情報分野等関連する分野についての研究開発もあわせて行う。
研究テーマ(予定含む)は以下の通り。
電気自動車等でのインフラを考慮したシステム最適化研究/電力網への自然エネルギー導入促進のためのシステムデザイン研究/農村と都市連携バイオマスエネルギーシステムデザイン研究/農業のビジネス化に関するシステムデザイン研究
コミュニケーションデザインラボ
Communication Design Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/tomalab/home.html
次の研究を実施する
・Fiber-to-the-Displayによる次世代Face-to-Faceコミュニケーションの研究
・遠隔画像伝送における臨場感に関する研究
・遠隔医療システムの実用化における経済的課題に関する研究
・システムエンジニアリングと戦略的マーケティングの融合に関する研究
・新聞業界の次世代ビジネスモデルに関する研究
・新興日本企業のグローバル市場参入における課題に関する研究
・導入・運営インセンティブおよびコミュニティ創発情報システムの研究
- 当麻 哲哉
- 学生:博士学生、修士学生
システムデザインメソドロジーラボ
System Design Methodology Laboratory
複数のアプリケーションドメインに共通的な技術ドメイン・方法論についての研究を実施することを目的とするラボとする。このため、システムデザイン・マネジメントに関わる方法論についての調査・研究を行う。この研究を通じて新たな方法論を提案していく。またさまざまなドメインのアプリケーションに適用し、評価を行う。このため、他のSDM教員及び外部との連携を積極的に行いながら、研究を進める。
社会中枢システム(SCS)ラボ
Socio-Critical System (SCS) Laboratory
主な研究テーマ
「社会中枢システムをめぐるインテリジェンスとクライシス・マネージメント」
- 外交・安全保障・情報・通貨・社会保障など現代社会の存続に欠かせない「社会中枢システム」を構成する多様な要素と相互関係を多角的な視点から考察する。
-「コンぺティティブ・インテリジェンス」や「シナリオ分析」といった手法を用い「社会中枢システム」を改革していくための現実的なソリューションを 研究する。
- エンジニアリングの手法や小規模な社会実験も積極的に取り入れて社会 問題に取り組み、文理融合の研究を目指す。
スマートシステムデザインラボ
Smart System Design Laboratory
http://aislab.sdm.keio.ac.jp/
※スマートシステムデザインラボは、2011年4月に、エアロスペース・インテリジェントシステムズ・ラボの活動範囲拡大に伴い、発展的に名称を変更しました。
物理空間と仮想空間との相互作用の研究を基軸としつつ、その適用対象を日常生活から宇宙・航空まで幅広く設定し、成果の社会還元とビジネス化を視 野に入れた研究を行う。
具体的には、(1)位置情報サービスに関する基盤技術の構築、防災およびマーケティングへの適用実証、ファイナンススキームの検討、(2)デザインアプローチとシステムズエンジニアリングの融合、(3)持続可能なビジネスのデザイン手法とマネジメント理論、などの研究を行う。
制御システムデザイン&ダイナミクスラボ
Control Systems Design and Dynamics Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/nismlab/
人々の安全で快適な生活を支えるために、さまざまな制御システムを開発する。既存の概念にとらわれず、人々から要求されていることが何かを理解し、そしてシステムダイナミクスをしっかりと把握した上で、システムのデザインとマネジメントを行う。研究テーマは以下のとおり。
車両衝突安全のための制御システムデザイン/アクティブダミーのモデリングとシステムデザイン/交通システムにおける移動体(車両)の運動制御・安全制御/3D没入型ドライビングシミュレータ~安全運転力の維持~/モデル駆動型システム開発/バリアフリー・ユニバーサルデザイン・ヒューマンインターフェース/道州制のためのシステムデザイン/ミュージアムのためのシステムデザインなど
- 西村 秀和
- 春芽利楼蘭
- 高橋正樹(理工学部)
組織マネジメントラボ
Laboratory of Organizational Management
http://lab.sdm.keio.ac.jp/takano/
以下の研究を実施する。
(1) 事故・コンプライアンス問題を起こさない組織に変革するための安全文化醸成に関する研究
(2) 事故を未然防止に向けた大規模プラントを対象とした安全管理システムの開発に関する研究
(3) 安全と業績のバランスを考慮した組織風土・文化を創成するための調査研究
(4) 組織活性化を図るための従業員モチベーションの向上のための調査研究
(5) 組織活性化を図るためのグループダイナミクス改善に関する調査研究
(6) 大規模システムの健全性を確保するためのソフトウェア開発・システム運用信頼性向上に関する研究
比較政治制度システム論ラボ
Comparative Political Systems Laboratory
政治学における制度論者は政治における各制度の連関、その制度の開放性や閉鎖性、また制度の中にある「入れ子型」制度の特性など意識し、議論を展開する。政治現象のあらゆるレベルのシステムの比較を通し、政治制度がいかなる帰結を生み出すのかを検証したのち、それを最終的には制度設計・政策提言につなげるのが比較制度論者の命題である。このような研究方法そして制度設計、いわゆるinstitutional engineeringへの傾斜は慶応義塾大学SDMで探求しようとしているシステムの研究そして、システムデザイン・マネジメントに類似している。これら共通点を意識しながら以下の研究テーマをラボで進める。
・システム論の「システム」と比較政治制度学における「制度」の概念の相違の考察・検証・社会科学における「比較方法論」と「システム分解・分析」の相違の考察・検証・政治制度工学の事例と検証(失敗例と成功例)
・地方自治制度(local democratic systems)の国際比較による政治制度工学の可能性、また実践例の検証
ビジネスエンジニアリングラボ
Business Engineering Research Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/nakanolab/
(1) 持続可能なモノづくりの研究(IMS2020欧州との共同研究)
(2) 環境技術普及における資源制約の研究
(3) コンパクトシティとクリーンエナジービークル(CEV)普及に関する研究
(4) 東アジアエネルギーセキュリティにおける省エネ技術の貢献度定量化の研究
- 中野 冠
- GREENE, Dick
- 湊 宣明
- 学生:博士学生、修士学生
ビジュアル・シミュレーション・ラボ
Visual Simulation Laboratory (VS-Lab)
http://lab.sdm.keio.ac.jp/ogi/lab.html
バーチャルリアリティ、高速ネットワーク、ハイパフォーマンスコンピューティング等を融合した次世代シミュレーション技術、次世代メディア技術に関する研究開発を行う。主な研究テーマは以下の通り。
・没入型ディスプレイ技術の開発
・テレイマージョン(高臨場感通信)技術の開発
・AR展示技術の開発
・空間型映像コンテンツ技術の開発
・ビジュアルデータマイニング技術の開発
ヒューマンシステムデザインラボ
Human System Design Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/index.htm
社会システムから技術システムまで、人間にかかわる様々なシステムのデザインを行う。すなわち、ヒューマンマシンインタフェースのデザイン、コミュニティー・組織システムのデザイン、新たな農業システムのデザイン、地域活性化システムのデザイン、幸福な人間の人生のデザイン、システムデザイン・マネジメント教育システムのデザインなど、あらゆる人間関連システムのデザインを行う。
ユビキタス通信ラボ
Ubiquitous Communication Laboratory
http://haruyama.sdm.keio.ac.jp/ubiquitous/
ユビキタス通信ラボでは、現在の携帯電話やノートPCなどのための通信ではできないような新しい通信システム、情報システムの検討を行う。
研究テーマ:
(1) 屋内外シームレス位置サービスシステムデザイン
(2) 高速イメージセンサを用いた画像と通信の統合システムデザイン
(3) 新幹線と地上間の高速通信システムデザイン
- 春山 真一郎
- 学生:博士学生、修士学生
アーキテクティングラボ
Architecting Laboratory
技術システム、社会システムについて、広くアーキテクティングに関連する文献調査、輪読、独自の研究を実施する。必要に応じて、学内外から人を呼び、アーキテクティングに関わるテーマについて議論を行う。
このような活動を通じて、技術システム、社会システムに広く使えるアーキテクティングの共通的な考え方を理論化することを目指す。更にその理論を用いて、さまざまシステムに対してアーキテクティングを実践していく場を提供する。
イノベーティブデザインセンター
Innovative Design Center
http://lab.sdm.keio.ac.jp/idc/
イノベーティブデザインセンターでは、「マルチステークホルダ―の協働に基づくイノベーション」の研究およびその教育に関する研究を行う。すなわち、「デザインプロジェクト」における国際連携グループプロジェクト教育や外部向けのグループプロジェクトを実践するとともに、それらの有効性検証や実践的発展を担う。
宇宙システムラボ
Space Systems Laboratory
システムデザイン・マネジメントの対象として、宇宙システムを対象に横断的な研究を実施し、宇宙分野の寄与を図る。また、そこで得られた知見をシステムデザイン・マネジメント学構築への寄与も図る。
研究テーマの例:
太陽光発電衛星,超小型人工衛星サービスデザイン/ほどよし信頼性,持続可能な宇宙サービスのビジ ネス検討,測位衛星を利用した防災システム,安全保障のための宇宙システムデザイン
教育テーマの例:
・CanSatを対象にしたシステムズエンジニアリング・プロジェクトマネジメント教育
・次世代宇宙サービスデザイン(「フロンティアプロジェクトマネジメント概論」との連携)
科学技術システムラボ
Science and Technology System Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/hibiya/
科学技術の成果が日常の生活を支えている。しかし、科学技術は必ずしも的確に理解され、認識されているとは限らない。科学技術の基礎知識と論理的な思考体系を異分野にも広げ、科学技術に依存する社会システムをuniversal に理解し、新たな提言をしてゆきたい。
可視光通信ラボ
Visible Light Communication Laboratory
可視光通信ラボでは、数年後には家庭やオフィスで広く使われると予測されているLED照明などの光をつかって通信を行う、技術、サービスを検討する。
研究テーマ:
(1) LED照明を用いた高精度ナビゲーションシステム
(2) 可視光通信とAR(拡張現実)技術の統合システムデザイン
(3) 可視光通信測量システムデザイン
起業デザインラボ
Entrepreneur Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/el/
起業システムデザインについての勉強会を行う。単に起業の手続きやノウハウを学ぶのではなく、SDMらしい事業計画のあり方、イノベーティブなビジネスモデルの発想と具現化、システマティックな経営計画など、SDMらしい起業システムデザインの学習と体系化に関する活動を行う。起業に関する授業、ワークショップ、シンポジウムなどの企画も行う。
空間位置情報サービスラボ Spatial Location-Based Service Laboratory
空間位置情報に関するサービスやシステムのデザイン、コア技術について様々な観点から研究を行う。本ラボでは新たな空間位置情報サービス、技術を検討、提案していく。また外部の位置サービス関連の組織とも連携し共同プロジェクトを行う予定である。
グローバルこと・ものづくり研究ラボ Global Product Value Creation Research Laboratory
目的:
我が国のものづくり競争力向上のため、国内志向、要素技術志向、もの
づくり志向だけでなくグローバル志向、システム志向、コトづくり志向によるビ
ジネスモデルを生み出す企業システムデザインを考える。
活動内容:
2012年6月から8月まで企業からの参加者を募り、研究会を立ち上げる。
以後、1年ごとに研究テーマと参加者を決めて、研究会を月1回程度の頻度で開催
する。
成果の利用:
企業、COCN、政府への提言をめざす。
システムズエンジニアリングセンター
Systems Engineering Center
http://lab.sdm.keio.ac.jp/sec/
システムズエンジニアリングは、多様な利害関係者のニーズに対応するバランスのとれたシステム解決策を導くための、複数の専門分野にまたがるアプローチであり、昨今、様々な問題を引き起こしている、system of systemsと呼ばれる複雑なシステムに対処する必要に迫られている。当該センターでは、こうした様々な問題を解決するための方策を導くためのシステムズエンジニアリングを確立するとともに、これを社会に普及させるための研究活動を行う。
特に、当該センターはモデル駆動型システム開発ラボ、制御システムデザイン&ダイナミクスラボ、システムデザインメソドロジーラボ、戦略システムデザインラボなどを横断するセンターとしての役割を持つ。
次世代コンテンツ利用研究ラボ
Next Generation Contents Laboratory
研究テーマ:
(1) アニメ産業の今後について
(2) コンサート、スポーツ等の3Dライブ中継配信・上映
(3) 道営競馬の他地方競馬場への高精細映像の配信・上映
(4) SDM研究科、KDM研究科共同プロジェクトによる皆既日食蝕映像の収録・配信
情報システム研究ラボ
Information Systems Perspective Investigation and Requirement Engineering Laboratory (INSPIRE Lab)
(1) 情報システムの信頼性向上に関する研究
(2) ソフトウェア開発の信頼性向上に関する研究
(3) 情報システムのSDM的観点からの検討に関する研究
(4) その他、情報システムの開発・運用に関する研究
大規模複雑システムの開発プロジェクトを通して確立された、安全かつ安定した運用を実現するシステムエンジニアリングのフレームワークに注目し、主に成果を発揮してきたハードウエアシステム分野から、情報システム構築に展開することを目指す。特に安全安心な運用状態を実現するためのCONOPSの設計方法確立や、これとSystems Requirement、System Architecture、Validation Testとの確実なTraceabilityの実現方法の実現を行う。さらに、ER(Entity-Relationship)モデルに代表される情報システム構築用に開発されたフレームワークやモデリング手法を、大規模複雑システムに拡張展開する方法研究もテーマとして取り扱う。
特に情報システムは、ソフトウエア開発が必須となるが(1)希望される開発期間の短縮化と、(2)高級言語の登場による設計無しの手軽な稼働が可能であることから、プロトタイピングスタイルの開発が多い。その一方で、不明確な要求のまま実装・組立段階に移行し、テスト段階で根本的な問題が発見されることも少なくない。本ラボラトリでは、アジャイル開発を実現しつつ、かつ、ロバストネスの高い情報システムを構築することを可能とするフレームワークの実現を狙う。
活動成果は、情報システム学会、情報処理学会、IEEE、INCOSE等の会議とジャーナルに発表を行う。
先進都市デザインラボ
Advanced City Design Laboratory
目的:
我が国の少子高齢化、世界的な環境都市建設ブームの中、持続可能な都
市に関するコンセプトづくり、政策評価に関する包括的方法論を研究する。
活動内容:
研究会を月1回程度の頻度で開催し、方法論を議論する。
成果の利用:
論文発表および企業、COCN、政府への提言をめざす。
戦略システムデザイン・ラボ
Strategic Systems Design Laboratory
大規模複雑システムの実現に向けて戦略的に取り組み、実現可能なソリューションズと評価基準を明確にし、大局的な最適解を得ることを共通理念として、多様な問題に取り組む。既にIDビジネス、労務管理に関する研究成果も生み出したが、その他社会システムに関連する研究に加え、サブオービタル宇宙旅行ビジネス、宇宙状況把握システム(SSA)、宇宙センサシステム、ヒューマンロボットインターフェースなどの技術システムに関連する研究も行っている。
戦略的社会教育システムラボ
Strategic Social Education System Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/sses/index.html
昨今の学生の就職状況を見ると、リクルーティング会社のビジネスモデルの前に、学生は右往左往し、企業も焦燥感を持って採用活動を行い、大学および大学院教育が疲弊し、結果として日本の産業力、ひいては、日本の活力の低下をもたらしている。当ラボでは、企業人から見た合理的な、ひいては学生生活そのものの幸福度までを考慮した、学生も、大学も、企業もが、Win-Win-Winの関係となる就職活動(採用活動)のあり方を提案したい。
ソーシャルデザインセンター
Social Design Center
http://lab.sdm.keio.ac.jp/sdc/
本ソーシャルデザインセンターは、「NPO、地域活動、社会企業などの社会活動のためのサステナブルな拠点」を目指す。すなわち、「実践」を核に、研究室、他大学間、官民、地域等との連携を行うことや、事業インキュベーションを行なうことなどを通じて研究成果を社会化していくための拠点とする。
ソーシャルライフ・システムラボ
Social Life System Laboratory
「次世代医療・医薬システムの構想と構築」をメインのテーマとし、現代の医療・医薬に関する問題を解決し、持続可能な新たなシステムをデザインし、その有用性を検証する。
具体的には、現在交渉中の一般用医薬品メーカーとの共同研究にて、現実の社会システムに即した実証研究を行う
地域活性ラボ
Regional Development and Vitalization Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/rdvl/
一月に数回程度のゼミの開催、視察旅行を企画・運営等をし、以下を行う予定
・地域活性化に関連する学問の体系化
・地域活性関連研究を行っている学生の研究指導
地方分権・道州制ラボ
Decentralization/Regionalization Laboratory
地方の過疎化、都市部の過密化、経済の停滞と国際競争力の低下、教育・農業・観光行政の限界、国と地方の財政危機や政治不信など、日本を取り巻く多くの課題は首都圏へのモノ・金・人の一極集中による弊害が大きい。これからの日本の政治経済システムの問題を解消し、日本列島を元気にするためには地方分権改革、とりわけ道州制の導入が期待されている。地域が「自己責任」、「自己負担」、「自己決定」して自主自立するにはどのように日本の統治システムをリ・デザインするべきなのか?本ラボでは多面的に中央と地方の権限と財源配分を俯瞰しながら分析し、外部の実務者との連携を取り、最終的に今後の「国の形」を議論する場と政策提言を提供することを目的とする。地方分権・道州制に携わるステークホルダーの利害関係の政治力学的分析やSysML (Systems Modeling Language)を行い、行政の機能と構造を明確化する。これらにより、関係者間での円滑な議論を促し、道州制のシステム・デザインに挑む。
地域資源利活用ラボ
Local Resource Utilization Laboratory
豊かな資源(人材も含めて)を有しながら十分に活用されていない地方の市町村において、それらを有効に利用・活用しながら地域を自活させるための方法に関して研究する。経営上の企業価値評価と同様の手法を市町村にも適用し、資源の将来価値をディスカウントキャッシュフローなどの指標により数値化し、バランスシート上に現れる形にすることで、その地域の価値を評価し、特徴を活かした将来ビジョンを作り上げていく。
半導体システム技術ラボ
Semiconductor Technology Laboratory
半導体という概念は、素材からプロセス、チップ、システムさらには、ソフトウェアの視点からぞれぞれが奥行きの深い発展をしており、全体が見えにくくなっている.当研究科の博士課程の学生を中心に、半導体システム技術を、システム工学の視点から眺め、整理を試みている。
ヒューマンダイナミクス研究ラボ
Human Dynamics Laboratory
人体の筋骨格系の歪みを矯正する経験的手法の理論的な裏づけを行い、その手法の普及を目的とする。カナダにおいて矯正クリニックを長年にわたって蓄積したデータの科学的な分析を始めとして、機械工学の手法を応用した人体多体モデルの構築、人体の基本動作の連動性の識別と運動群の階層化、筋電計などによる連動性の確認試験の実施を行っている。
VSEセンター
VSE Center (Japanese VSE Center)
http://www.vse.jp/
VSEセンターは、IT企業の国際競争力強化を目指して設立したセンターであり、小規模組織(Very Small Entities)でのシステム開発に焦点をあてISO/IEC29110の活用によってプロセス改善を推進する。限られた資源で、効率の良いプロセス診断を繰り返すことで、システム開発における継続的プロセス改善の定着が可能になる。なお、フランス、ベルギー、フィンランド、アイルランドなどの欧州各国や、カナダ、タイ、コロンビアなどでもVSE Center は設立されており当センターは日本の拠点として各国との連携を図っている。
VERSTAラボ
VERSTA Laboratory
http://www.versta.org/
本ラボはNPO法人VERSTA(申請中)とともに、南米アマゾン地区におけるアグロフォレストリーの普及に協力することを目的とする。背景として、急激な熱帯雨林減少は深刻な環境問題であるが、アグロフォレストリーは適切な森林管理と農業を組み合わせた農法であり、サステイナブルな取り組みであると注目されている。そこで、NPO法人VERSTAは熱帯雨林の急激な減少を食い止めるために、技術面、資金面でアグロフォレストリーの支援を行うことを目的として設立された。本ラボでは、日本とアマゾンをつなぐ大規模な取り組みに協力するために、システムデザインの手法を用いて新規性の高いNPO法人の運営方法の提案を行う。また、本ラボの学生研究員はNPO法人VERSTAの組織には、アドバイザリーボードとして参加する。
農都共生ラボ
AGRI (Agricultural) Laboratory
http://lab.sdm.keio.ac.jp/nouto_lab/
「農村と都市と共生=農都共生」による地域再生に関する研究・普及・啓発活動の実施
(1)農都共生による地域再生に関する研究
・慶應義塾大学大学院SDM研究科アグリゼミの開講
(ゼミ開催の他、学生の北海道農業視察・研修・研究など)
(2)農都共生による地域再生に関するフォーラムなどの実施
・農都共生研究会(代表林 美香子)との共催でフォーラム実施
(3)農都共生推進のための普及・啓発に関する活動
・林 美香子著「農村に出かけよう」(寿郎社刊)出版
・「アグリラボ報告書2009」発行
(4)その他~北海道滝川市・由仁町にある慶応SDM契約農園での農業体験及び共同研究
マネジメントデザインセンター
Management Design Center
SDMのコアである「プロジェクトマネジメント」を中心に、過去に前例のないプロジェクトに挑む「フロンティアプロジェクトマネジメント」、複数のプロジェクトを戦略的に一元化してマネジメントする「プログラムマネジメント」やポートフォリオマネジメント」、また事業活動における「サプライチェーンマネジメント」、「ライフサイクルマネジメント」、「エネルギーマネジメント」、「リスクマネジメント」、「組織マネジメント」など、様々なマネジメントに関する教育・研究に取り組む拠点として、カリキュラムの組み立て、勉強会、ワークショップ、セミナー、シンポジウムなどを企画、実行していく。
モデル駆動型システム開発ラボ
Model-Driven System Development Laboratory
システムにとって、何が必要とされているのかを適切に見極め、イノベーティブなシステム開発を効率的かつ体系的に実施するための研究を行う。複雑化するシステムにおいて、メカ設計、エレキ設計、ソフト設計やシステム設計を統合してシステム開発を進めるための方法論について研究する。具体的には以下の研究活動を実施する。
(1) 小型衛星のシステム開発
(2) ハイブリッド/電気自動車の統合型駆動・制動制御システムデザイン
(3) プロダクトのモデル駆動型協調・分散システム開発
モビリティシステムマネジメントセンター
Mobility Systems Management Center
鉄道、バスなどの公共交通、自動車やバイク、パーソナルモビリティ、自転車、歩行者、車いすなどが移動するシステム全体の中にあるさまざまな問題を解決するための方策を検討し、モビリティシステムをマネジメントするための研究活動を行う。
特に、当該センターはユニバーサルデザインラボ、モデル駆動型システム開発ラボ、制御システムデザイン&ダイナミクスラボを横断し、かつ学外での公共交通に資する地域・民間活動との連携をもつためのセンターとしての役割をもつ。
ユニバーサルデザインラボ
Universal Design Laboratory
すべての人々にバリアフリー環境を提供するために、デザインすべきさまざまなものをユニバーサルデザインするための研究活動を行う。
(1) バリアフリー空間とモビリティシステムのユニバーサルデザイン
(2) バリアフリー映画館のシステムデザイン
(3) 教科書のユニバーサルデザイン
列車サービスラボ
Train Services Laboratory
「列車サービスラボ」では、今後の列車交通の利用、サービスに関して、技術的側面、社会的側面、心理的側面等からの検討を行い、ユーザーの視点に立った種々の提案を行う。慶應義塾大学SDM研究科はJR鉄道総合技術研究所と2007 年度より光空間通信を用いた対列車高速データ通信の共同研究を行っており、2010 年には、高速走行するJR の新幹線や在来線の列車を用いた実車実験で列車地上間で毎秒1 ギガビットのデータ通信に成功し、現在もその高性能化を目指して共同研究を続けている。列車サービスラボでは、このような高速通信技術等のIT 技術が使えるようになったときにどのようなサービスを列車で行えるかも検討する。
