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2023.05.25

慶應SDM 身体性指向デザイン・ラボ主催公開講座第二回「孤独感を仏教的視点から捉える。」

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タイトル 慶應SDM 身体性指向デザイン・ラボ主催
公開講座第二回「孤独感を仏教的視点から捉える。」
概要 真のシステム思考を達成するためには、自分が無意識的に陥ってしまう身心の傾向に気づいている必要があります。例えば、社会では「多様性」ということが重視されていますが、これは実際にはこの無意識的「偏り」に気がついて初めて達成できると考えられます。「偏り」に気がつかない状態で定義される「多様性」というものは、より広い視点に立てば「単一」である可能性があるからです。SDM研究所身体性指向デザイン・ラボ ではこの問題点を克服するために、仏教を代表とする多様な伝統から学び、それらの視点から今の社会を捉え直すということを重視してきました。
今回の講座のテーマは「孤独感」です。ある調査によれば、日本国民の4割近くが孤独感にさいなまれたことがあるといい、特に若年層にその傾向が強いといいます。長引くコロナ禍において、「若者の孤独」問題はさらに深刻化しています。
これに関するマクロ的な分析は数多くなされていますが、同様にミクロ的な分析、すなわち「孤独感」を生み出す心のメカニズムも同様に重要であり、そのためには多様な視点からの議論が有用であると考えます。そこで、本講座では仏教的視点からこの孤独感を議論します。実際に数多くの臨床経験を持つ香港大学の李堅翔博士による質疑応答も予定しております。
講師
  • トゥルク・ロプサン・リンポチェ
  • 香港大学 李堅翔博士(質疑応答)
対象者
  • これまでの社会の限界に興味のある人
  • ウェルビーングとはなにかに興味のある人
日時 2023年7月1日(土)20:00-21:30
場所 ZOOM Online
定員 50名
※定員を超えた場合は抽選となります。
言語 英語および通訳による日本語
参加費 無料
参加申し込み 【こちら】の申込みフォームからお申込みください。
※個人情報の取り扱いについて:フォーム登録情報は、身体性指向デザイン・ラボにて2023年7月1日開催の公開講座「孤独感を仏教的視点から捉える。」に関する連絡および管理に使用いたします。
申し込み期限 2023年6月23日(金)
6月25日頃、抽選結果をお知らせいたします。
主催 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所 身体性指向デザイン・ラボ
共催 Nangten Menlang
お問い合わせ先 慶應義塾大学日吉学生部大学院担当
Email:sdm@info.keio.ac.jp