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2020.10.23

慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ主催 「日本の美と技の未来」第6回シンポジウム

イベント名 慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ主催
「日本の美と技の未来」第6回シンポジウム
趣旨 慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボでは、日本の「美」にフォーカスしたシンポジウムシリーズを開催いたします。ファッション、和服、食、建築、茶道、華道、書道、写真、絵画、伝統工芸、伝統芸能、宗教、などなどに引き継がれてきた美と技について、ゲストの方のお話をお聞きするとともに、日本の美と技を貫く基本メカニズムを構造化することを目指します。
幸福学研究からわかったことのひとつは、幸せな生き方には成長することと美・感性を感じることが関係しているということです。現代人の美意識は今のままでいいのでしょうか。世界に対して日本は何を発信していくべきなのでしょうか。日本の古き良きものをもっと世界に、未来に、伝えていくべきなのではないでしょうか。これらについても探求したいと思います。
テーマ 身体技法と日本のデザイン ~文化根源に触れる道具たち~
世界中から高い評価を集め続けてきた日本の手仕事には道具の扱いを通して物事の「道理を具える」という独自の技術思想が伝承されてきました。非言語的な身体知によって伝えられてきた古来の思想に立脚しながら、椅子や机や食器といった現代の道具を再解釈したときに、どのような世界がたちあがるだろうか。そんな問いを探求しながら生まれてきた作品事例から、身体文化の過去と未来についてお話いただきます。
シンポジウムゲスト
  • 矢田部英正さん
    日本身体文化研究所を主宰。武蔵野美術大学講師。学生時代は体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子の開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル“Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。著書多数。
    URL: http://corpus.jp/
コーディネーター
  • 前野隆司|慶應義塾大学教授
    1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、幸福経営学など。著書に、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。
開催日時 2021年1月18日(月)20:00-22:00
場所 オンライン(事後にYouTube配信する予定です)
オンラインミーティングのURLは前日までにご連絡いたします。
参加費 無料
申し込み 【こちら】の申込フォームからお申込ください。
申込期限:2021年1月14日(木)15:00
先着順、申し込み本人のみ有効といたします。
主催 SDM研究科附属SDM研究所ヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ
前野隆司、魚地朋恵、小田祐子、澁谷まりえ、信田尚子、本田杉子、
前野マドカ、米良克美、藪中ひろみ、渡辺まゆか
お問い合わせ先 システムデザイン・マネジメント研究科
Email:sdm@info.keio.ac.jp