MENU
2020.10.14

スポーツシステムデザイン・マネジメントラボが 2020年度グッドデザイン賞を受賞

スポーツシステムデザイン・マネジメントラボ(代表:神武直彦教授)が野村不動産ホールディングス株式会社との共同研究の成果、スポーツ共創プログラム:創造と遊びを共有することでコミュニティをつないで拡げる「スマート鬼ごっこプログラム」で2020年度グッドデザイン賞(地域・コミュニティづくり)を受賞しました。
経緯とその成果:
「まちおに」は、周辺小学校の子供達の遊びを身体的・知的にデザインし、スポーツの楽しさを体験できる教室として野村不動産の開発用地の一部である建設現場でスタート。地域の課題を知るにつれ、地域をつなぐことに寄与できないかと、自分達で自分達のためのルールをつくる共創プログラム「まちおに」に発展。鬼ごっこは誰もが知っていてイメージしやすく、新たに創造しやすい遊びである。ルールを自由に作れるのでみんなが対等に楽しめるよう環境が作れる。まちにある様々な資源をフィールドとして活用しながら、学校の先生、慶應義塾の体育会のコーチ、学生アスリート、体育研究所等、まちの様々な人達と共に2年に渡り実施した。「まちおに」が他エリアでも展開できるようプログラムの進め方ガイドを作成。「まちおに」で生まれたオリジナ鬼ごっこが、まちで共有されるように遊びのポイントをまとめたルールブックを周辺小学校の生徒の皆さんに配布した。
審査員の評価:
地域の人たちの心をひとつにまとめるために、鬼ごっこという遊びに着目した点がユニーク。誰もがそのルールや楽しさを知っていることが、多くの子供たちの参加につながっている。他のスポーツと組み合わせることで遊び方が無限大に広がるだけでなく、みんなで新しいルールを考え、遊び、感想をシェアするワークショップを開催するなど、参加する子供たちの創造力を育む取り組みも素晴らしい。地域に新しく学校ができるタイミングを利用して、新しいコミュニティをつくろうとした一連の手法は、他のエリアにも展開していけるだろう。
詳細はこちらをご覧ください。
20G201343_01_880x660.jpg20G201343_02_880x660.jpg20G201343_03_880x660.jpg