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2020.11.24

シンポジウム 「コミュニティとモビリティの未来を考える」開催報告 第2回「大規模コンパクトシティ・パリの成立 -歴史都市から近代都市への構造改革」

  シンポジウム “コミュニティとモビリティ未来を考える”を20201118日(水),慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペースにて開催しまし(主催:慶應義塾大学SDM研究所モビリティシステムマネジメントセンター 

昨年12月11日開催しました建築家/岡部憲明アーキテクチャーネットワーク代表である岡部憲明氏による第1回講演「都市文化施設の革新 -ポンピドゥー・センターの軌跡に続きまして,第2回は「大規模コンパクトシティ・パリの成立 -歴史都市から近代都市への構造改革のご講演をしていただきました現在にいたる歴史的な背景から、文化を守ること、そして科学技術の理解を基本として、モビリティなどに関わる最先端の技術を市民が参加する形で導入することにより、現在のパリを大規模コンパクトシティとして成立し得たことを知ることができました。 

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第2回講演のレジュメ(PDF)はこちら

2021年3月には、第3回講演「ターミナル論 -都市、国土の結節点としての鉄道駅、空港ターミナルの展開と役割」をWebによるオンライン開催にて実施したいと思います。その後には第4回講演「移動体の多様性と可能性 -ヒューマニティのデザイン」と続きます。さまざまな営みを行う市民にとって真に良いコミュニティとモビリティをつくろうとするには、どのようにしていったら良いのか、岡部憲明氏の講演を通じて、是非、皆さんと一緒に探っていきたいと考えます。奮ってご参加ください。 

最後に,このシンポジウムを後援してくださった三菱地所パークス株式会社に感謝申し上げます。 

慶應義塾大学
システムデザイン・マネジメント研究科
委員長/教授 西村秀和

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講演後の質疑応答の様子(右手の演台に岡部憲明氏、左手に執筆者(西村秀和))