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2020.12.24

慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ主催 「日本の美と技の未来」第8回シンポジウム

イベント名 慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ主催
「日本の美と技の未来」第8回シンポジウム
趣旨 慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボでは、日本の「美」にフォーカスしたシンポジウムシリーズを開催いたします。ファッション、和服、食、建築、茶道、華道、書道、写真、絵画、伝統工芸、伝統芸能、宗教、などなどに引き継がれてきた美と技について、ゲストの方のお話をお聞きするとともに、日本の美と技を貫く基本メカニズムを構造化することを目指します。
幸福学研究からわかったことのひとつは、幸せな生き方には成長することと美・感性を感じることが関係しているということです。現代人の美意識は今のままでいいのでしょうか。世界に対して日本は何を発信していくべきなのでしょうか。日本の古き良きものをもっと世界に、未来に、伝えていくべきなのではないでしょうか。これらについても探求したいと思います。
講演概要 「日本の美」というと変わらぬ伝統のように思われがちですが、それはけして一枚岩ではなくドラスティックに変化してきました。アートの「作者」や「作品」という当たり前の概念さえ、明治期の西欧化で輸入されたごく最近のものに過ぎません。「日本の美」の本当のアイデンティティとはなにか、そしてどうあり得るのか、「あわい」や主格合一、美術と工芸の関係など近代的・西洋的あり方とは異なる日本的感性を手がかりに、あえて批判的に日本の美の独自性を引き出す、他にない刺激的な講演です。
シンポジウムゲスト
  • 若宮和男さん
    建築士としてキャリアをスタート。その後東京大学にてアート研究者となる。2006年、IT業界に転身。NTTドコモ、DeNAにて複数の新規事業を立ち上げる。2017年、 「全員複業」の女性主体の事業をつくるスタートアップとしてuni’queを創業。東洋経済「すごいベンチャー100」や「Work Story Award」、バンダイナムコアクセラレーターにも選出。
コーディネーター
  • 前野隆司|慶應義塾大学教授
    1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、幸福経営学など。著書に、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。
開催日時 2021年3月17日(水)20:00-22:00
場所 オンライン(事後にYouTube配信する予定です)
オンラインミーティングのURLは当日までにご連絡いたします。
参加費 無料
申し込み 【こちら】の申込フォームからお申込ください。
申込期限:2021年3月15日(月)15:00
先着順、申し込み本人のみ有効といたします。
主催 SDM研究科附属SDM研究所ヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ
前野隆司、魚地朋恵、小田祐子、澁谷まりえ、信田尚子、本田杉子、
前野マドカ、米良克美、藪中ひろみ、渡辺まゆか
お問い合わせ先 システムデザイン・マネジメント研究科
Email:sdm@info.keio.ac.jp