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2019.12.19

シンポジウム 「コミュニティとモビリティの未来を考える」開催報告

 シンポジウム “コミュニティとモビリティの未来を考える”を2019年12月11日(水),慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館にて開催しました(主催:慶應義塾大学SDM研究所モビリティシステムマネジメントセンター)。

 建築家/岡部憲明アーキテクチャーネットワーク代表である岡部憲明氏をお招きし,パリの近代美術館、公共公開図書館、音響音楽研究所、シネマテークなどを含む複合文化施設であるポンピドゥー・センターのデザインチームPiano & Rogersでの設計、建設、その後の拡張計画、改修、展示計画に関わった経験をお話いただきました。今回は全4回のご講演の「第1回 都市文化施設の革新 -ポンピドゥー・センターの軌跡」で、ポンピドゥー・センターが開館以来40年余りを経て多彩な文化活動をダイナミックに継続していること、都市のノード(結節点)として文化の側面のみならず、都市の中核をつくる都市計画上の役割も果たしていることを、地図や写真をもとにお話くださいました。デザインチームPiano & Rogersのスタッフの多くがフランス以外の様々な国から参加されていたとのことですが、こうしたことが、文化施設の革命とも言える成り立ちを生む根幹にあるように思います。
 「第2回 大規模コンパクトシティ・パリの成立 -歴史都市から近代都市への構造改革」は、来年3月3日の開催(日吉キャンパス独立館)を予定しています。そして、「第3回 ターミナル論 -都市、国土の結節点としての鉄道駅、空港ターミナルの展開と役割」、「第4回 移動体の多様性と可能性 -ヒューマニティのデザイン」と続きます。これからのコミュニティとモビリティをつくろうとするときに大変に重要なキーワードが、ここには隠されていると考えます。是非、皆さんと一緒にコミュニティとモビリティの未来を考えていきたいと思いますので、第2回目以降も奮ってご参加ください。
 最後に,このシンポジウムを後援してくださった株式会社 駐車場綜合研究所に感謝申し上げます。

                   慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
                                   委員長/教授 西村秀和

http://www.sdm.keio.ac.jp/upload/20191211.jpg

ポンピドゥー・センターの建設プロセスを語る岡部憲明氏