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2019.07.24

第1回シチズンシップ教育ワークショップ 「10代が考える!新しい Political System」 開催報告

去る2019年1月20日(日)に、協生館にて「シチズンシップ教育ワークショップ:10代が考える!新しい Political System」を開催致しました。2016年に18歳から選挙で投票できるようになりましたが、同年の参院選における18歳投票率は約51%であったものの、同じ有権者が19歳で迎えた翌年の衆院選では33%に急落しました(「51%→33%問題」)。若者が主体的に参加し続けるには、10代でどのような「学び」を体験することが大切か-。このような問題意識から、SDM研究科で開発されたアクティブ・ラーニング(ブレイン・ストーミング等)の技法に基づくワークショップを企画し、高校生や大学生に体験してもらいました。

高校では「公共」科目をはじめ、主権者教育が活発となっていますが、知識を伝える講義が中心です。そこに楽しいアクティブ・ラーニングを加えることによって、学習効果を高めることを意図しました。当日は、SDM研究科准教授の谷口尚子(日本政治学会理事・日本学術会議連携会員)による選挙制度等に関する座学講義の後、SDMの大学院生のリードによって「投票意欲を高める投票制度」を考えるブレストを参加者に行ってもらいました。ワークショップ前後で参加者にアンケートを取り、回答を比較したところ、「面白いと思った」「政治への関心が高まった」「選挙に行く意欲が高まった」という感想は、座学講義後よりもブレスト後の方が高いという結果となりました(詳細は、協力の河合塾みらいぶのサイトで紹介されています )。

高校の先生方にもご好評いただき、第二弾を2019年8月23日・24日に行うことになりました。10代の方または先生方や保護者の方、どうか奮ってご参加下さい【参加方法はこちら】

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