イベント名 | 慶應SDMヒューマンラボ&キャンサーフィットネス共催 公開講座 「がん患者の幸福学・がん患者のしあわせを考えるワークショップ」 |
---|---|
概要 | がんを告知された後、不幸と思う人、絶望する人、落ち込む人、と思い方感じ方はそれぞれではありますが、気持ちが暗くなることは確かです。キャンサーフィットネスでは,がん患者さんが運動することを通して、体力維持・向上を啓発していますが、今までのアンケートから、運動によって気持ちが明るくなった、前向きになったという意見が大変に多いことに注目し、今回この講座を企画しました。がん患者は、誰しも一度は、“死”を意識し、暗い気持ち,不安定な心理状態を経験しています。そんなときには、周りの人から、頑張って、大丈夫だよ、などと励ましの言葉をかけられ、前向きになろうと努力しますが、なかなか前向きになれるものでもありません。このような状況で、すぐに気持ちを切り変えるのは難しいからです。そこで、まずは“行動”を変えた方が、考え方が変わることになり、前向きになれる、そして、幸福になれる近道ではないかと考えました。ではどんな行動が、前向きな考え方やしあわせな気持ちに変えてくれるのでしょう? そこで、科学的な根拠に基づいて幸せのメカニズムを学問的に明らかにした幸福学研究者である前野隆司教授が、がん患者さんに向けて「幸せの四因子」を中心とした講演をおこないます。次のトークショーでは,様々な立場から、「がん患者のしあわせとは?」についてのご意見を交わます。最後の「がん患者も周りの人もしあわせになるワークショップ」 では、がん患者は、どのような行動をしたら幸せになれるのか、平和な気持ちになれるのか、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 がんは二人に一人がなる病気です。自分以外にもご家族、友人、職場の仲間、また、人に言えずに隠している方もいます。風邪引いちゃった!と同じように、がんになっちゃった!と言えるようながんが普通に受け入れられる社会になるためにも、がん患者の幸福学について、多くのみなさんと共有したいと思います。がん患者、がん体験者(がんサバイバー)のみなさんはもちろんのこと、ご家族、医療者など普段がんの患者さんと向き合うお仕事をしている方にもぜひご参加いただきたいと思います。がん患者は、どんなことで幸福のきっかけを得られるのか? ご家族や、ご友人、同僚、医療者の方は、がん患者への“言葉がけ”も変わるのではないでしょうか。それは、互いが、“幸福”になれることではないかと思います。多くの方のご参加をお待ちしております。 |
プログラム |
14:10開場 (休憩) 様々な立場からLet`t talk! 前野 隆司 (慶應義塾大学大学院 教授) (医師の立場から) 守田 亮 (秋田厚生医療センター呼吸器内科 科長) (看護師の立場から) 岩城典子(認定NPO法人マギーズ東京、常勤看護師) (患者・記者の立場から) 鈴木美穂
|
開催日時 | 2019年1月12日(土)14:30-17:30 (開場 14:10) |
場所 | 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階シンポジウムスペース キャンパス地図は 【こちら】 |
定員 | 100名(予定) |
参加費 | 無料 |
申し込み | 【こちら】の申込フォームからお申込ください。(外部サイトへリンクしています) 先着順、申し込み本人のみ有効といたします。 |
主催 | SDM研究科附属SDM研究所ヒューマンラボ キャンサーフィットネス |
お問い合わせ先 | システムデザイン・マネジメント研究科 Email:sdm@info.keio.ac.jp |