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2017.05.01

慶應SDM公開講座「自動運転がもたらす未来社会の展望」

         
タイトル 慶應SDM公開講座
「自動運転がもたらす未来社会の展望」
概要 自動運転をめぐる動きが急速に活発化しています。アメリカではグーグルなどのIT企業だけでなく、アマゾンやウーバーなどの人とモノの移動に関する企業も自動運転に注目しております。自動で走るクルマ、機械のロボット化、あるいはクルマ同士が繋がる「コネクト」によって、我々の未来社会は大きく変えることができそうです。事故低減・渋滞緩和・移動の利便性向上など、モビリティはさらに多様化するでしょう。しかし公共交通と自動車、物流などを含めた人々の自由な移動社会の包括的なビジョンはまだ描けていません。
この大きな市民社会のイノベーションを実現するには、従来の技術の積み上げではなく、未来を予測するビジョンが必要だと思います。しかし、未来ビジョンは市民に耳を傾ければ聞こえてくるものではなく、専門家と市民がお互いに対話することから、相互の合意に基づいて創造できるのではないでしょうか。専門家からの一方通行的な説明ではなく、市民からの声を吸い上げることでもなく、フェイス・トゥ・フェイスで「対話」することが大切だと考えます。 本講座は清水和夫氏の講演につづき、パネルディスカッションを通して、会場からの声もお聞きしながら、未来社会を考えていきたいと思います。
ゲストスピーカー 国際自動車ジャーナリスト 清水和夫氏 
日時 平成29年5月26日(金)19:00-20:30(18:30開場予定)
プログラム 19:00~19:30 講演「自動運転がもたらす未来社会の展望」
清水和夫氏

19:30~20:30 パネルディスカッション
清水和夫 氏
谷口 尚子
(SDM研究科 准教授)
モデレータ 西村 秀和
(SDM研究科 教授)

場所 慶應義塾大学日吉キャンパス独立館DB201教室[Mapはこちら]
定員 200名 
SDM特別講義1を履修している学生は申し込み不要
本公開講座の参加を「SDM特別講義1」の出席と見做します。
参加費 無料・事前登録制
定員になり次第受付を修了します。
申し込み
こちらからご登録ください。
5月22日(月)午前9時までにお申し込みの方は全員ご参加いただけます(すでに参加案内を配信しました)。
引き続きお申し込み受付をいたしております。
主催 慶應義塾大学大学院SDM研究科
ゲストスピーカー紹介 <所属機関>
 日本自動車ジャーリナスト協会
 日本交通医学研究会 会員
 日本科学技術ジャーナリスト会議 会員(JASTJ)

<現在の役職>

  • 内閣府SIP自動走行推進委員 構成員
  • 経済産業省・国土交通省合同主宰 自動運転ビジネス検討会
  • 国土交通省車両安全対策委員
  • NEXCO東 道路懇談委員
  • HFCV用容器検討委員会
  • JARI客員研究員 ITS・車両安全・水素燃料電池を専門とする

<略歴>
1954年 東京生まれ 武蔵工業大学電子通信工学課卒業
1972年のラリーデビュー以来国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして活躍を始める。自動車の運動理論や安全性能を専門とするが、環境問題、都市交通問題についても精通している。日本放送出版協会『クルマ安全学のすすめ』『ITSの思想』『燃料電池とは何か』 ダイヤモンド社『ディーゼルこそが地球を救う』など多数。

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