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2016.09.14

「農都共生ラボ(アグリゼミ)」が北海道沼田町視察

 農林中央金庫寄付講座「農都共生ラボ(アグリゼミ)」では、9月8日から3泊4日の日程で、 林美香子特任教授、院生8名、研究員1名が参加し、北海道沼田町で地域づくりの視察を 実施しました。米作地帯である沼田町で、雪中米(世界初の雪を冷房に利用して貯蔵した 米)の視察を始め、農業体験や農業関係者との意見交換などを行いました。
 農家のみなさんからは、かつて危機感をバネに町全体で議論を進め、農業法人化や雪中 米のブランド化により、米の単位当たり収量北海道一を達成するなど、地域づくりに努力 を重ねてきた経緯をヒアリングしました。
 2日目には、学生がファシリテーターとなり、町が熱心に取り組んでいる「移住・定住」 をテーマに、役場職員をまじえてのワークショップを行いました。
 また翌日、学生たちのみで2回目のワークショップを実施し、テーマについて検討を深め ました。沼田町の知名度を上げるため、名物行事「あんどん祭り」関連グッズをふるさと 納税に加えるアイディアや、移住者への相談窓口・情報発信の場として、町の飲食店を活 用するアイディアなどを、金平町長はじめ役場のみなさんに対し提案しました。
今後、視察報告書にまとめ、沼田町に提出する予定です。


沼田町役場の方とのワークショップ

沼田町の水田にて

ワークショップで討議している様子

視察先の沼田小学校で金平町長と