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2015.05.08

システム安全に貢献するMBSEとSysML ワークショップ開催

システム安全に貢献するMBSEとSysML

4月27日に、日本OMG「MBSE & SysML利活用協議会」主催、慶應システムズスクール(SDM研究所システムズエンジニアリングセンター(代表:西村秀和教授))共催による第4回MBSE&SysMLワークショップが開催されました。今回のワークショップでは、開発する製品の安全性を確保するという観点から、専門家の方々にご講演をいただき、約60名の参加者の間で活発な議論が交わされました。
Geoffrey Biggs氏(産総研主任研究員)からはシステムの安全情報を統合するSafeMLのご講演を、渡辺 滋氏他2名(日立産業制御ソリューションズ)からは企業内でのMBSE & SysMLの推進活動と、自動車の機能安全ISO 26262対応についてご講演をいただきました。また、春山浩行氏(情報処理推進機構(IPA)研究員)からは、産総研、IPA、電通大、トヨタ、富士通が中心となりまとめあげたSSCD (Safety-Sensitive Consumer Device) 国際規格(2015年4月15日付け正式採用)の概要を紹介いただきました。最後に、日本側代表を務める吉野晃生氏より、IIC (Industrial Internet Consortium) に関する最新状況の紹介がありました。

Geoffrey Biggs氏(産総研主任研究員)のシステムの安全
情報を統合するSafeMLの講演

日立産業制御ソリューションズでのMBSE & SysMLの推進活動

春山浩行氏(情報処理推進機構(IPA)研究員)よりSSCD
(Safety-Sensitive Consumer Device) 国際規格の紹介

日本側代表を務める吉野晃生氏より、IIC (Industrial Internet Consortium) に
関する最新状況の紹介