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2015.05.07

「プロジェクトを成功に導く プロジェクトマネジメント・ ワークショップ -事例で学ぶPMBOK® ガイド-」を開催

◆「プロジェクトを成功に導く プロジェクトマネジメント・ ワークショップ -事例で学ぶPMBOK® ガイド-」を開催

 構想から約一年、慶應SDMのマネジメントデザインセンターとPMI(プロジェクトマネジメント協会)日本支部の教育委員会が協力して練り上げてきた、PMBOK®ガイドを事例から学ぶワークショップが4月29日(水・祝)、開催されました。
PMBOK®ガイド(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)は、プロジェクトをうまく遂行するためのガイドラインとして、世界の実務者が業界を問わず認めた知識と実務慣行をまとめた標準ですが、これをどう実践に適用するかがわからないという声をよく聞きます。このワークショップでは、プロジェクトの問題発生事例を通して、PMBOK®ガイドを適用した対処方法をグループ演習によって学び、そこから得た教訓を自組織のプロジェクトで活用できるようになることを目指してデザインされました。
教材として用いた『伝説のPMが教える 私のいち押しプロジェクト』(評言社/中嶋秀隆, 鈴木安而, 伊熊昭等 著)には、プロジェクト・マネジャーが拠り所にできる先人の経験事例が詰まった一冊です。本書をケーススタディに活用し、代表的な2事例を取り上げて、「プロジェクトマネジメント全体」と「品質」という2つの視点で2回のグループ演習を行いました。経験がものを言うプロジェクト・マネジャーの仕事ですが、実際に自分で自ら経験を積むのは容易ではありません。ケーススタディを通して経験の助けとすることはスキルアップにとても有効です。
本ワークショップには、様々な業界の幅広い年代から男女含めて20名の参加があり、4つに分けたグループ演習ではそれぞれのグループから多様な考え方による問題分析が発表され、それらの情報共有によりさらに深く問題対処方法を学ぶことができました。