概要 | 生命の限界を探る壮大な夢を乗せて、日本の有人潜水調査船「しんかい6500」と支援母船「よこすか」 は、2013年1月から世界一周航海「QUELLE(クヴェレ) 2013」を行っています。 6月22日には、ニコニコ生放送で有人潜水調査船「しんかい6500」による深海5000メートルへの科学探査の全てがリアルタイムノーカットで生中継される予定です。 (詳しくは【こちら】をご覧ください。) そこで慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)と一般社団法人Think the Earthの共催で、有人潜水調査船「しんかい6500」を搭載した支援母船「よこすか」とのリアルタイム中継イベントを2013年7月1日(月)に実施します。 カリブ海域調査の指揮を執る高井研プログラムディレクターとリアルタイム中継でつなぎ、深海の生物研究の最先端や、これまでの常識を超える新しい生命観についてお話いただきます。 また、日本の会場には「はやぶさ」の探査に関わったJAXA宇宙科学研究所の矢野創さんとJAMSTECの和辻智郎さんをお迎えし、高井さんと共に深海探査と宇宙の生命探査とのつながり、最先端の科学探査が解き明かす驚きと感動をお伝えします。どうぞお見逃しなく! 宙のがっこうへ行く前に、高井さんのインタビューを読んで予習しよう!アースリウムへ |
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日時 | 2013年7月1日(月)19:30-21:30 (19:00開場) |
会場 | 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館 |
定員 | 300名(先着順)/(中学生は保護者同伴、小学生不可) |
申込み | このイベントは盛会のうちに終了しました。 |
プログラム |
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主催 | 慶應義塾大学大学院SDM研究科 一般社団法人Think The Earth |
協力 | 独立行政法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) |
協賛 | 株式会社堀場製作所 |
お問い合わせ先 | 慶應義塾大学大学院SDM研究科 Phone : 045-564-2518 Email:sdm@info.keio.ac.jp |
講師プロフィール
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独立行政法人海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究プログラム プログラムディレクター/ 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所・学際科学研究系・客員教授 2000年に海洋研究開発機構(当時 海洋科学技術センター)入所。2005年地殻内微生物研究 プログラムリーダを経て2009年より現職。専門分野は超好熱菌の微生 物学、極限環境の微生物生態学、深海・地殻内生命圏における地球微生物学を経て、現在は地球における生命の起源・初期進化における地球微生物学や太陽系内 地球外生命探査にむけた宇宙生物学など。 |
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![]() 和辻 智郎 (わつじ ともお) |
(独)海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究プログラム研究員 筑波大学大学院で博士の学位を取得した後、日本大学生物資源科学部のポストドクター を経てJAMSTECに入り、バクテリアと深海動物間の共生研究を行っている。専門は極限 環境共生学。最近は光るキノコにこころを奪われている。 |
![]() 矢野 創 (やの はじめ) |
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 学際科学研究系助教/ 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特別招聘准教授 旧文部省宇宙科学研究所、米国航空宇宙局ジョンソン宇宙センターを経て、現職。総合研究大 学院大学物理科学研究科宇宙科学専攻および宇宙航空研究開発機構月惑星探査プログラムグループも併任。専門分野は太陽系探査科学、宇宙塵総合研究。Leonid MAC、スターダスト、はやぶさ、イカロス、はやぶさ2、たんぽぽなど、十余りの日欧米の宇宙実験、太陽系探査プロジェクトに参画。 |
![]() 上田 壮一 (うえだ そういち) |
一般社団法人Think the Earth理事/プロデューサー 1990年東京大学大学院機械工学系研究科修士課程修了。株式会社電通を経て、96年よりフリーのプランナー/映像ディレクターとして独立。社会・環境がテーマの創造活動を目指し、2000年に株式会社スペースポート、2001年Think the Earthを立ち上げる。以後、書籍『百年の愚行』(紀伊國屋書店)、『1秒の世界』(ダイヤモンド社)、携帯アプリ「live earth」、デジタルプラネタリウム映像「いきものがたり」など、多くのプロジェクトを手がけている。 |
![]() 小木 哲朗 (おぎ てつろう) |
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 1986 年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、同年(株)三菱総合研究所入社、1994 年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、1996 年東京大学大学院工学系研究科助教授,1999 年通信放送機構研究員、2004 年筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授を経て、2008 年より現職。ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ、臨場感コミュニケーション等の情報通信メディア技術に関する研究から、社会システム等を対象にしたビジュアル・シミュレーションまで、システムデザインとしての幅広い視点から研究を実施。 |
![]() 神武 直彦 (こうたけ なおひこ) |
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授 1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年宇宙開発事業団(現JAXA)入社。H-IIA ロケットの研究開発と打上げに従事。欧州宇宙機関(ESA)研究員を経て、宇宙航空研究開発機構主任開発員。国際宇宙ステーションや人工衛星に搭載するソフトウェアの独立検証・有効性確認の統括および宇宙機搭載ソフトウェアに関するアメリカ航空宇宙局(NASA)、ESA との国際連携に従事。2009 年度より慶應義塾大学准教授。Sentinel Asia Project メンバー、Multi-GNSS Asia 運営委員、IMES(屋内GPS)コンソーシアム代表幹事。 |