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2012.10.03

公開講座 「ダイアログとデザインの未来Vol.5 地域と物語の未来」 SDM研究所・GCOE共催

システムデザイン・マネジメント研究所(ソーシャルデザインセンター、イノベーティブデザインセンター)と、グローバルCOEプログラム「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」では、「ダイアログとデザインの未来」をテーマとした公開講座フューチャーセッションを開催します。 今回は、その第五弾として、地域における「物語」とその作成プロセスがもたらすイノベーションの可能性について、2人のトップランナーを講師として招き、セッションを行います。

 ※なお当日はTwitterをつかったダイアログを試みます。スマートフォンやPC等をお持ちの方はご持参ください。

  • 日時:2012年10月3日(水) 19:00~21:00
  • 場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館3階C3S10 内容:2名の講師を招いたトークセッション
  • 講師
    • 栗山宗大 氏(KURIYAMA MUNEHIRO)
      脚本家・プロデューサー
      ものがたり法人 FireWorks 取締役

       「物語の創造」を通じて、ひと・組織・地域社会の未来をひらく活動を展開。2003年、映画「らくだ銀座」で脚本家デビュー。映画監督・林弘樹らと設立した「ものがたり法人FireWorks」は、日本初となる「市民参加型映画事業」のモデルをデザインし、日経地域情報化大賞MJ 賞や地域づくり総務大臣表彰を受賞。
       映画や映像を手段に、地域や組織の「未来」を対話・創造する事業やワークショッププログラムのプロデュースを全国で手がけている。
       岐阜県恵那市において6年間かけて実施された「えな・心の合併プロジェクト」では、3万人以上の市民参加の上で、映画「ふるさとがえり」が製作された。2012年7月時点で、全国500 カ所以上で上映会が開催され、各地の地域づくりや市民活動とのコラボレーションを展開中。

       

    • 竹下 正哲(TAKESHITA MASANORI)
      小説家(冴桐由) 拓殖大学国際学部准教授

       第15回太宰治賞を受賞したのをきっかけに、物語の探求を始める。
       神奈川大学社会人講座において、8年にわたり「小説の書き方」「エッセイの書
      き方」を指導している。
       古代より伝わる「物語の型」を活用することにより、楽しみながら名作をしあげ
      る手法を開発し、それにより受講生のほぼ100%が、たった5回のレッスンで作品
      を一つ仕上げるまでになっている。
       同時に、「物語に秘められた力」の発掘を進めている。物語には、病気を癒やし
      たり、知的・身体障害などを軽減したり、組織をまとめて強烈な一体感を生んだり、
      逆境に耐える力を与えたりといった多くの機能が秘められているが、現代では忘れ
      去られてしまっている。
       それら物語本来の力を用いることにより、現代社会が抱えている多くの問題が解
      決できることを検証、提案している。
    • モデレーター:早田吉伸(SODA YOSHINOBU)
       慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 講師(非常勤)
       
  • 定員:80名
     
  • 参加費:無料
     
  • 申し込み方法:申し込みは【こちら】から事前申し込みをお願いいたします。
    定員になり次第、募集を終了致します。
     
  • 主催:システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所ソーシャルデザインセンター
    イノベーティブデザインセンター
    グローバルCOEプログラム「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」
     
  • お問い合わせ先:システムデザイン・マネジメント研究科
    Phone : 045-564-2518
    Email:sdm@info.keio.ac.jp