慶應SDM開設10年記念シンポジウムとして,“未来のコミュニティとモビリティをつくる”を2019年2月20日(水),慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペースにて開催しました。
新進気鋭のお二方、竹内雄一郎氏(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員)と嶂南達貴氏(scheme verge株式会社 代表取締役)をお招きし,市民が自ら参加してつくる未来の都市,顧客中心でつくる地域,都市間の流通を生む移動など,モビリティとコミュニティの未来の姿について,既成概念を越えたご講演を聴くことができました。パネルディスカッションでは,SDM研究科修士2年生の隅屋輝佳君(一般社団法人Pnika 代表理事)を交え,これからのコミュニティとモビリティをつくろうとするときに大変に重要となるキーワード「顧客中心」,「地域・都市」および「文化」などに関して,活発に意見交換を行いました。物理的な空間とSNSに代表されるインターネットなどのいわゆるサイバー空間との相互作用のある思考がますます重要になってくると,改めて気づかせてくれる楽しいシンポジウムになりました。
最後に,このシンポジウムを後援してくださった株式会社 駐車場綜合研究所に感謝申し上げます。