9月11日(火)、慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて、グローバルこと・ものづくり研究ラボおよび起業デザインラボは、日本企業の競争力の創造を目指す講演会「〜AI/ IoT 成功活用〜 アマゾン、グーグル、アップルを超える起業を目指して!」を開催しました(事務局:アイピーエヌ株式会社、後援:日刊工業新聞社、EY新日本有限責任監査法人、産業開発機構株式会社「映像情報」誌、日本映像処理研究会、アドコム・メディア株式会社「O plus E」誌)。参加者は製造業から金融、学術まで、役職は企業経営者から事業企画、研究開発まで多岐にわたる約200人の方々に参加いただきました。
当日は中本亜紀特任助教が総合司会を務め、産官学から5名の講演、慶應SDM研究科の春山真一郎教授(起業デザインラボ代表)の司会によるパネルディスカッションの流れで、起業や新規事業で成功するためのガイダンスが展開されました。
講演では経済産業省経済産業政策局 産業創造課の佐々木啓介課長から「世界に貢献できる第五次産業革命を目指して」の話題が提供されました。続いてStanford University lecturer、Winarsky Ventures CEO、元SRI International, Venture PresidentのDr. Norman Winarskyから、Siri等米国で数々の成功事例を達成した経験に基づき、「Siri/AI から学ぶ 世界を変える」とのテーマで、日本企業の競争力の再生に資する新しいビジネスを創造するための考え方の指針が示されました。そして慶應SDM研究科の中野冠教授(グローバルことものづくり研究ラボ代表)から「なぜ日本でイノベーションが起きないか?」、慶應義塾大学大学院 経営管理研究科の岩本隆特任教授から「ディープテクノロジースタートアップ」、元東京精密代表取締役、元NECでIPN株式会社の長澤英二副社長から「失われた30年を打ち破る創造的破壊」について話を頂きました。
グローバルこと・ものづくり研究ラボは本講演会の議論を受け、アマゾン、グーグル、アップルを超える起業により日本経済の競争力の再生・創造を図ることを目指し、戦略立案と実践を進めていきます。グローバルこと・ものづくり研究ラボの詳細は、こちらをご覧ください。