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2017.09.19

小田原市片浦地区でみかん耕作放棄地の整備&ワークショップイベントを開催

 神奈川県県西地域大学連携事業(担当教員:当麻哲哉教授、林美香子特任教授、都丸孝之特任准教授)の一環として、小田原市片浦地区でみかん耕作放棄地の整備および、耕作放棄地の有効利用を考えるワークショップを開催しました(8月27日)
 今回、地元自治会、地元農家、サントリー労働組合、小田原市・神奈川県の職員、小田原養護学校、東京農業大学、東京大学、北里大学など学生ら総勢30名が参加。慶應SDMからは、アグリゼミに所属する修士課程2年の横田宰也君、竹原朋子君らが参加しました。
 当研究科の都丸孝之特任准教授、修士課程2年の横田宰也君が、耕作放棄地を一望できる場所で小田原市片浦地区の抱えている農家の高齢化と後継者問題を参加者に解説。その後、参加者全員が一体となり、みかん耕作放棄地を整備し、「耕作放棄地解消のために我々として何ができるのか」をテーマにワークショップを行いました。
 サントリー労働組合からは、海も見える自然に囲まれた場所で、作業をすることでよいリフレッシュになったが、想像していた以上に耕作放棄地が多く、次の担い手を確保するためにも、若者に農業に興味を持ってもらうための活動が大切だという意見が出されました。
 また、ワークショップでは、徒歩圏内にある小田原漁港、平家と源氏の合戦で有名な、佐奈田霊社や石橋古戦場の歴史、海の見える素晴らしい景観を生かした農業ビジネス提案などユニークなアイディアが数多く出されました。
 今後も慶應SDMでは地元農家の方々、小田原市、神奈川県と連携し、みかん耕作放棄地解消のための活動を行ってまいります。
 今回のイベント様子が、タウンニュース小田原(2017年9月9日)に記載されました。
みかん耕作放棄地の現状を説明

みかん耕作放棄地の開墾式

みかん耕作放棄地(整備後)

ワークショップの様子
(テーマ:耕作放棄地解消のために我々として何ができるのか)