SpaceX社が主催するハイパーループ・コンペがロサンジェルス・ホーソン市において
8月20日から26日までのテスト期間と27日の本選というスケジュールで
行われ、慶應義塾大学SDM研究科の学生チームはコンペに参加しました。
今回の評価基準が「瞬間最高速をマークすること」でしたので、 チューブ内を安全確実に走行してゴールに到達することを目標に設計 され運用されたALPHAのポッドがチーム賞を得ることは出来ませんでし たが、慶應義塾大学ALPHAチームのPODは、大気圧に解放されたままのチューブ での走行を許された唯一のチームとして注目され、磁気浮上と 無接触磁力推進によってチューブを1000メートルあまりを100秒以内で 走りきり、チューブ出口前50メートルで停止するという完璧な走りを 見せました。
主催者からは、「大気圧に保たれたチューブでスタートからゴールまで 完走した最初のポッド(1st POD to complete an open air tube run from end to end)という賛辞が送られました。
今後は、この磁気浮上・非接触駆動方式の理論的・実験的研究を進める とともに、静粛かつ省エネ効果の優れた実用化に向けたシステムの統合最 適化を目指した研究開発に取り組む予定です。
また、来年もコンペIIIが開催されれば、再チャレンジすることも視野に 入れております。
チューブ内のPOD
コンペの会場風景
今回の評価基準が「瞬間最高速をマークすること」でしたので、 チューブ内を安全確実に走行してゴールに到達することを目標に設計 され運用されたALPHAのポッドがチーム賞を得ることは出来ませんでし たが、慶應義塾大学ALPHAチームのPODは、大気圧に解放されたままのチューブ での走行を許された唯一のチームとして注目され、磁気浮上と 無接触磁力推進によってチューブを1000メートルあまりを100秒以内で 走りきり、チューブ出口前50メートルで停止するという完璧な走りを 見せました。
主催者からは、「大気圧に保たれたチューブでスタートからゴールまで 完走した最初のポッド(1st POD to complete an open air tube run from end to end)という賛辞が送られました。
今後は、この磁気浮上・非接触駆動方式の理論的・実験的研究を進める とともに、静粛かつ省エネ効果の優れた実用化に向けたシステムの統合最 適化を目指した研究開発に取り組む予定です。
また、来年もコンペIIIが開催されれば、再チャレンジすることも視野に 入れております。
#なお、瞬間最高時速をマークしたのはミュンヘン工科大学WARRチームで
瞬間最高時速320キロ超を記録しました。
チューブ内のPOD
コンペの会場風景