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2013.11.05

第5回 プロジェクト・マネジャー能力強化研修 (2013年11月5日開講)

変化が激しく複雑化する現代社会で、様々な問題に直面している日本。しかしわが国は、世界に誇れる優れた技術力、高い信頼性、最高のサービスを提供できる力があります。それらを世界へ展開していくためには、新しい思考能力と、リーダーシップの考え方が必要です。
本研修では、一般的なプロジェクトマネジメント研修に加えて、「システム思考✕デザイン思考」の掛け算の思考と、「集合知」を用いた新たなリーダーシップスタイルを学ぶことにより、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、リーガルマインドを高め、イノベーティブに社会を変えていくプロジェクト・マネジャーを育成します。

詳細パンフレットをダウンロード

研修概要

日時 2013年11/5(火)〜11/7(木)、11/25(月)〜11/27(水)
合宿制集中講義×2 回(計6日間コース)
合宿形式セミナーのため、11 月5 日(火)、6 日(水)、11 月25 日(火)、26 日(水)は、
原則として協生館内の研修宿泊施設へ宿泊していただきます。
場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館(渋谷駅から急行18分、日吉駅直結)
主催 慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所
後援 一般社団法人 PMI 日本支部(受講時間に応じて、最大48 PDU の受講証明書取得可能)、
一般財団法人エンジニアリング協会
受講料 250,000 円(税別)※宿泊費は別途お納めいただきます
申込方法 研修に参加ご希望の方は、参加申込フォームからお申し込みください。
2013年10月18日(金)まで受付をしております。
参加申込受付は終了しました。

本研修の特徴

  • プロジェクトをグローバルにリードする重要な4つの能力を強化
    A)大規模複雑化する現代社会の諸問題にイノベーティブに挑戦する思考能力を強化
    B)都市デザイン、エネルギー・環境、インフラ構築などのプロジェクト遂行能力を強化
    C)プレゼンテーション力とコミュニケーション力を磨きリーダーシップ能力を強化
    D)リーガルマインドを高め、プロジェクト遂行を支援するマネジメント能力を強化
  • 基礎知識から実践的事例学習まで、産学協同のカリキュラム
  • 講師陣による修講後のきめ細かいフォローアップ

本研修の対象

  • グローバルプロジェクトのリーダーを目指す中堅社員

研修内容

本研修では、プロジェクト・マネジャーに必要なプロジェクトマネジメント遂行能力に加えて、「システム思考×デザイン思考」によるイノベーティブな思考能力、リーダーシップ能力、組織的な支援能力の4つを同時に強化していきます。

A.システムデザインによる思考能力の強化

  • 「木を見て森も見る」全体のバランスを捉える力を強化
  • システム思考とデザイン思考を統合したシステムデザインの理解
  • 激動の時代を生き抜くための、思考様式・行動様式の改革

B.プロジェクトマネジメント遂行能力の強化

  • グローバルビジネスを成功に導くためのスキルの強化とツールの習得
  • プロジェクトマネジメント遂行技術の強化ポイントとは
  • プロジェクトの効果的な進め方と進捗管理の評価方法の習得

C.効果的リーダーシップとコミュニケーション力の強化

  • 情報の共有化によるチームマネジメント構築のリーダーシップ強化
  • 葛藤処理におけるリーダーシップ~「人に優しく、議論に厳しく」
  • 欧米と日本の対照による論理的コミュニケーションの特徴とは

D.プロジェクトを支援するマネジメント組織力の強化

  • 組織を前向きに変えるリーダーシップとイノベーションの方法論
  • 契約上の法的要請に対応できるリーガルマインドの育成
  • 効果的なプロジェクト遂行のためのPMO機能と技術基盤

講師陣

◎セミナーコーディネーター
当麻 哲哉
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 准教授
Project Management Professional (PMP)、PMI 日本支部理事(教育担当)
米国3M社で製品開発スペシャリストとして、グローバル市場での数々のプロジェクトを経験。豊富な新製品導入実績により多数の社内報奨を受賞した。2008 年4 月より現職。システムデザイン・マネジメント研究科のコア科目「プロジェクトマネジメント」を担当。

◎チーフ・トレーナー
高橋 良之
日揮プラントイノベーション㈱顧問
1964 年 日揮株式会社入社、国内・海外の石油精製、化学、食品加工、家電、自動車関連プラントのプロジェクトをプロジェクトマネジャーとして担当。エンジニアリング振興協会(当時)では、80年代にプロジェクトマネジメント部会委員を務める。現在は大学を含めたプロジェクトマネジメントの講座、研修会の講師、コンサルタントなどを行っている。

 岩下 貢
㈱日米コミュニケーションセンター所長
南カリフォルニア大学大学院博士課程に2年間在学し、"Debate and Argumentation"のコーチを務める。その後、山武、マツダ自動車、デンソー、NEC、IBM 各社の海外進出にあたってのマネジメント作成、市場戦略作成、社内外の効果的折衝方法などのセミナーへ参加、助言を行っている。

古屋 邦彦
九州国際大学大学院法学研究科教授
1966 年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同年、総合エンジニアリング会社日揮株式会社に入社。一貫して法務部門に在籍し、国際契約(プロジェクト、知的財産ライセンス、M&A など)を担当する。2000 年より現職。国際取引法を担当している。

 米澤創一
アクセンチュア株式会社 テクノロジーコンサルティング本部 SAPビジネスイ ンテグレーショングループ 統括マネジング・ディレクター
京都大学経済学部経営学科卒業。Northwestern Univ. Kellogg Advanced Business Management Program修了。
プロジェクトマネジメント、品質管理の専門家として、国内外の数多くのプロ ジェクトの運営の経験を持ち、現在はテクノロジーコンサルティング本部、最大の組織の統括として、組織運営、後進の育成を行う立場にある。品質管理責任 者、 プロジェクトマネジメントグループ統括、教育責任者等の役割を歴任。最近は、未来を変えていく最も確実な方法は教育だという信念のもと、教育は自 らのライフワークと定義づけ積極的に取り組んで いる。

 白坂 成功
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授 / Project Management Professional (PMP)
三菱電機株式会社では「こうのとり」(HTV: H-II Transfer Vehicle)の開発でアビオニクスアーキテクチャ設計、システム安全設計をはじめ、全体インテグレーションを行う。フライトコントローラとして運用終了まで実施。「こうのとり」開発では多くの賞を受賞。2011 年度より現職。専門分野は、システムズエンジニアリング、宇宙システム工学、システム安全/ 機能安全。


問い合わせ先

システムデザイン・マネジメント研究所事務局
(慶應義塾大学 日吉学生部(大学院担当)内)
Phone : 045-564-2518
Email: sdm@info.keio.ac.jp