趣旨
企業等で働きながら学びたいが期間や時間の制限により慶應SDMに入学するのは難しい社会人を主たる対象として、慶應SDMのエッセンスを学べる4つの「SDM科目履修コース」を用意しました。- マネジメントコース
- システムズエンジニアリング・アドバンスコース
- SDMアナリストコース
- イノベーティブデザインコース
このSDM科目履修コースは、1科目ごとに申請する科目等履修生と同じ枠組みですが、日本語で開講されるコア科目やプロジェクト科目が履修できる点が異なります。
設置コース
- マネジメントコース(標準修了年数1年)
組織運営に係わるノンテクニカルスキル(マネジメントスキル)を中心に学ぶコース
【修了合計単位数】8単位(最大12単位まで履修可能)
【受講開始学期】春・秋
【コース必修科目】2単位
-システムデザイン・マネジメント序論(2単位)
【コース選択必修科目】6単位(最大10単位まで履修可能)
-プロジェクトマネジメント基礎(2単位)
-プログラムマネジメント(2単位)
-フロンティアプロジェクトマネジメント(2単位)
-ヒューマンリレーションズ論(2単位)
-システムデザイン・マネジメント特別講義1(2単位/ 奇数年開講)
-システムデザイン・マネジメント特別講義2(2単位/ 偶数年開講)
-ビジネスプロセスのモデリングとマネジメント(2単位)
-デジタル戦略とアーキテクチャー(2単位/ 英日科目)
-テクニカル・アントレプレナーシップ(2単位/ 英語科目)
-幸福経営学(2単位)(2023年度まで)
- システムズエンジニアリング・アドバンスコース(標準修了年数1年)
システムズエンジニアリングおよび、モデルベースアプローチ(MBSE)を学ぶコース
【修了合計単位数】8単位(最大12単位まで履修可能)
【受講開始学期】秋
【コース必修科目】8単位
-システムアーキテクティングとインテグレーション(2単位)
-システムベリフィケーションとバリデーション(2単位)
-ビジネスプロセスのモデリングとマネジメント(2単位)
-モデルベースシステムズエンジニアリングの基礎(2単位)
【コース選択科目】最大4単位まで履修可能
-システムのモデリングとシミュレーション(2単位)
-ヒューマンインタフェース論(2単位)
- SDMアナリストコース(標準修了年数1年)
ビジネスや研究に役立つ分析・調査・実験等の基本的手法と活用法を学ぶコース
【修了合計単位数】8単位
【受講開始学期】春・秋
【コース必修科目】8単位
-システムデザイン・マネジメント序論(2単位)
-システムデザインのための統計とデータ処理(2単位)
-社会調査法(2単位)
-高信頼知的システム(2単位)
-心と社会を理解するための実証研究法(2単位)(2023年度まで)
【特記事項】必須科目「システムデザインのための統計とデータ処理」では、統計解析ソフト「IBM SPSS Statistics」を使用します。
科目履修生は、該当ソフトがインストールされた学内設置PCを使用してSPSSを利用できます(学内設置PC使用にはITCアカウント利用登録申請 [利用料金:通期5,000円/半期2,500円] が必要)。
*学外でも利用したい場合には、科目履修生としての学生証発行後、大学生協にてSPSS学生版ライセンス(1年間利用)[税込組価:15,158円]を 購入することも可能です。)
- イノベーティブデザインコース(標準修了年数2年)
デザインワークショップを中心に、イノベーティブなデザインの基本を学ぶコース
【修了合計単位数】12単位
【受講開始学期】春
【コース必修科目】10単位
-デザインプロジェクト(4単位)
-システムデザイン・マネジメント序論(2単位)
-イノベーションのためのワークショップデザイン論1(1単位)
-イノベーションのためのワークショップデザイン論2(1単位)
-イノベーティブデザイン方法論(2単位/ 偶数年開講)
【コース選択必修科目】2単位
-専門科目(理工学研究科との併設科目を除く)より2単位
<科目の定義>
【コース必修科目】:コース修了のために必ず単位を取得しなければならない科目
【コース選択必修科目】:コース修了のためにいくつかを選んで単位を取得しなければならない科目
【コース選択科目】:コース修了にとって必修ではないが選択して単位を取得できる科目
※SDM研究科における科目の定義とは異なります。
手続
SDM科目履修コースの出願手続日程は、慶應義塾特別学生の手続日程と同じです。ただし、第一次手続後に面接があります。慶應義塾特別学生の手続についてはこちらをご確認ください。なお、コースにより受講開始学期が異なりますので、手続の時期にご留意ください。必要書類
※特別学生募集要項を確認した上で、以下の書類をご準備ください。特別学生共通の必要書類に加え、SDM科目履修コースでのみ必要な書類があります。【第一次手続】
(1)志願票(Webエントリー完了後に表示される「志願票」画面を印刷してください。)
※Webエントリーができない場合は、代わりに「特別学生願書(所定用紙)」に必要事項を記入・提出してください。
(2)履歴書(所定用紙)
(3)最終出身大学等の成績証明書
(4)最終出身大学等の卒業証明書
(5)外国籍の方のみ、在籍期間中有効な在留期間が記載された「住民票の写し」
(6)SDM科目履修コース特別学生願書(所定用紙)
(7)SDM科目履修コースで学びたいこと(様式自由300字程度)
【第二次手続】 (1)SDM科目履修コース履修・聴講願(所定用紙)
審査方法
SDM科目履修コースについては書類および面接により受入を決定します。第一次手続後にSDM研究科教員による面接を実施し、通過した方のみ第二次手続以降に進めます。面接時間等は別途通知します。費用
受入を許可された者は、所定の費用を指定された期間に納入すること。(1)審査料 18,000円 (第二次手続時)
(2)登録料(半期)40,000円、(通年)80,000円(第三次手続時)
※登録料は在籍期間に応じて発生します。例)2年間在籍する場合:登録料合計160,000円
(3)聴講料 800,000円~1,200,000円(第三次手続時)
※1単位あたり100,000円で、履修登録した単位数分の聴講料となります。
上記費用について、年度をまたがる場合は分納となります。
(例)2019年度秋学期受講開始(標準修了年数1年コースで8単位分履修する場合)
【納入時期】2019年度秋学期
2019年度秋学期登録料40,000円、聴講料400,000円(実際は履修した単位数分)
【納入時期】2020年度春学期
2020年度春学期登録料40,000円、聴講料400,000円(実際は履修した単位数分)
証明書の発行
(1)各コースが指定した科目の試験を受けてすべてに合格した場合に修了証を発行する。(2)在学証明書・在籍証明書 : 本人の申請により発行する。
その他
(1)上記の定めのない事項については、本研究科生に関する一般の規定を準用する。(2)身分証明書を発行する。ただし、学割証・通学証明書は発行しない。 (3)一度提出した書類および納入金は一切返還しない。
所在地
慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館〒223-8526 横浜市港北区日吉4-1-1
東急東横線日吉駅より徒歩約1分
出願・お問い合わせ先
慶應義塾大学日吉学生部 システムデザイン・マネジメント研究科 「SDM科目履修コース」担当〒223-8526 横浜市港北区日吉4-1-1
Tel : 045-564-2518
Mail:sdm@info.keio.ac.jp