No.1 2018/04/21 プロジェクトマネジメントとは (By 当麻・大塚・米田)
講義全体の流れをガイダンスするとともに、プロジェクトとは何かを解説する。 PMBOKRガイド第6版に基づき、プロジェクトマネジメント全体のライフサイクルを理解し、そこに必要とされる知識体系と、プロジェクトを遂行する組織形態について学ぶ。
No.2 2018/04/21 プロジェクト憲章作成とステークホルダーの特定・分析 (By 当麻・大塚・米田)
プロジェクト立上げ時に行われるプロジェクト憲章作成、およびステークホルダーの特定と分析、コミュニケーション戦略について学ぶ。また各自の修士研究、もしくは業務プロジェクトを題材として、プロジェクト憲章を作成し、ステークホルダー・マネジメント計画を立てる(宿題)。
No.3 2018/05/12 計画初期段階のスコープ・マネジメント (By 当麻・大塚)
プロジェクト憲章をもとに、具体的な計画に落としていくための要求事項収集、スコープ定義、WBS作成について学ぶ。また各自のプロジェクトのWBSを作成する。
No.4 2018/05/12 プロジェクトマネジメント的生活のススメ (By 当麻・米澤)
プロジェクトマネジメントスキルはいわゆる大規模プロジェクトだけのものではない。プロジェクトマネジメントとは「やろうと思っていることを、うまくいかせるためのノウハウ」であり、自らの生活を「プロジェクト」としてとらえ、プロジェクトマネジメントスキル、本質思考、幸福思考を活かすことによって、より幸せに過ごすためのヒントを具体例を交えて紹介する。推奨図書「プロジェクトマネジメント的生活のススメ」
No.5 2018/05/26 スケジュール作成と予算設定 (By 当麻・大塚)
作成したWBSに基づき、スケジュール作成、予算設定のプロセスと、その段階で用いられるツールと技法を学ぶ。また各自のプロジェクトのスケジュールを作成する。
No.6 2018/05/26 アーンドバリューマネジメント(EVM) (By 当麻・大塚)
とくに監視・コントロールプロセスにおいて重要な進捗管理の手法として、EVM(アーンドバリューマネジメント)について学ぶ。また各自のプロジェクトでEVMを活用してみる。
No.7 2018/06/09 プロジェクトにおけるリスク・マネジメント (By 当麻・米田)
プロジェクトにおけるリスクとは何かを理解したうえで、リスクの特定、分析、対応計画のツールと技法を学ぶ。また各自のプロジェクトのリスク登録簿を作成する。
No.8 2018/06/09 資源とコミュニケーション・マネジメント (By 当麻・米田)
計画したプロジェクトを実行していく上でのマネジメントについて、とくに物的およびチーム資源、コミュニケーション、外部からの調達などについての基礎を学ぶ。
No.9 2018/06/23 WBSを基盤としたコミュニケーションストラクチャの活用 (By 当麻・高橋)
プロジェクトの遂行段階で発生する問題の事例を挙げながら、刻々と変化する作業工程の中で、限られたリソースを活用して目標を達成させるために、WBSを基盤としたコミュニケーションストラクチャ (PECS)の活用について学ぶ。
No.10 2018/06/23 プロジェクト・コーディネーション (By 当麻・高橋)
基本計画に基づいて実務担当者に的確な作業指示を与え、能力を引き出しながら気持良く働ける環境を提供するために必要なコーディネーション、エンジニアリング統合管理技術、およびチームをサポートする機能組織”PMO”について解説する。
No.11 2018/07/07 プロジェクトの監視・コントロールと終結プロセス群 (By 当麻・大塚)
プロジェクトの実行と並行して行われ、計画変更に反映させていく監視・コントロールプロセス群と、プロジェクトが終わる段階での終結プロセス群について学ぶ。
No.12 2018/07/07 本質把握力 (By 当麻・米澤)
様々な状況がこれまでとは大きく異なる、誰も経験したことのない社会においては、これまでの経験や常識が通用しづらくなることは自明である。溢れかえる情報を正しく識別し、その本質を把握した上で、自らの頭で考え、自らの言葉で表現し、自らの責任で行動できるようにならなければならない。新たな時代に対応し、より幸せに生きていくための様々な力の基盤ともいえる本質把握力を考え、それを鍛えるためのヒントを紹介する。推奨図書「プロジェクトマネジメント的生活のススメ」
No.13 2018/07/21 演習発表 (By 当麻・大塚・米田)
各自のプロジェクトについて、プロジェクトマネジメントのツールと技法を使って、これまでの活動をまとめて発表する。
No.14 2018/07/21 組織のプロセス資産 (By 当麻・大塚・米田)
これまで学んできたことを振り返り、ディスカッションを通して理解を深めるとともに、教訓をまとめていき、組織のプロセス資産を作成する。
No.15 2018/08/04 (追試・補講) (By 当麻・大塚・米田)
ミニテストや課題の評価、理解度が合格に達していない者を対象に、必要に応じて開講。