No.1 2019/01/04 サークルとダイアローグの理論/対話は変革をなぜ促すのか (金19:00-20:30) (By 保井俊之)
イノベーションの源泉として近年とみに注目を浴びているサークルとダイアローグの理論について平易に解説し、その社会システムとしての理論的枠組みを理解する。
No.2 2019/01/04 市民協働の公共システム/オープンガバメントから見える公共政策の実際 (金20:30-22:00) (By 早田吉伸)
公共政策の大きなトレンドとして捉えられるオープンガバメント政策をとりあげ、その背景や政策の本質を解説するとともに、市民協働の事例を通じて、その可能性を理解する。
No.3 2019/01/05 社会システム概論/人をつなぐシステムの歴史的系譜と今 (土9:00-10:30) (By 保井俊之)
社会システムの学説史を振り返り、社会システムの特質や社会システムのシステムズ・アプローチの概論を説明する。
No.4 2019/01/05 ソーシャルイノベーションの理論/意義をイノベーション理論全体から俯瞰する (土10:45-12:15) (By 保井俊之)
近年の社会システム研究を特徴づけるつけるイノベーション、とりわけソーシャルデザインとソーシャルイノベーションについて、イノベーション論の全体を俯瞰した上で、最近の研究動向の紹介を交え俯瞰する。
No.5 2019/01/05 企業とソーシャルイノベーション/企業における社会価値創造の実際(土13:00-14:30) (By 早田吉伸)
企業におけるソーシャルイノベーションの取り組みをとりあげ、その背景や取り組みの本質を解説するとともに、事例を通じて、その可能性を理解する。ゲストスピーカーを予定。
No.6 2019/01/05 社会起業家のためのファイナンススキーム入門/持続可能なイノベーションを目指して (土14:45-16:15) (By 保井俊之)
社会起業家たちが"Doing the right thing"を行おうするときにぶつかる、一番大きな壁がファイナンスであるとよく言われる。では、社会に政策デザインに問うていく際、ファイナンススキームはどうすればよいのか、社会起業家たちのミクロの視点に立ち、考える。
No.7 2019/01/05 ソーシャルイノベーションの実際1/ファイナンスの現場では何が起こっているのか (土16:30-18:00) (By 田中雅範(地域経済活性化支援機構MD))
地域経済活性化支援機構(REVIC)MD 田中雅範講師より、地域社会を変えるためのベンチャーファイナンスとファンドづくりの現場について、実践知と豊富な事例をもとにご講義いただく。
No.8 2019/01/05 ソーシャルビジネスキャンパスの説明とその作り方/「想い」をビジネスの形に (土18:00-19:30) (By 保井俊之・早田吉伸)
ソーシャルビジネスキャンパスを使い方をワークショップ方式で学ぶ。さらに、ソーシャルビジネスキャンパスを使い、自らの心にある社会の前向きな変革への「想い」を具体的なソーシャルビジネスのプランに可視化する作業を実践する。
No.9 2019/01/06 協創(co-creation)の理論的基礎/「左脳」と「右脳」の双方から説明する (日9:00-10:30) (By 保井俊之)
システムズエンジニアリング及びサービス科学などの学問領域で、大きな研究分野となっている協創(co-creation)の概念について、ソーシャルイノベションの分野を中心に、理論としての理解並びに感覚としての理解を双方を促進する。
No.10 2019/01/06 心と未来のシステムデザイン/ソフトシステム, マインドフルネス並びに レジリエンス (日10:45-12:15) (By 保井俊之)
社会システム研究の最近の流れを把握し、ソフトシステムズメソドロジー(SSM)、レジリエンスやマインドフルネスなどの概念に触れつつ、社会システム研究は何を目指してきたのかについて、ロケット開発のシステムデザインから心のマインドフルネスのシステムデザインへの50年の学説の旅を、平易に伴走する。
No.11 2019/01/06 パターンランゲージとGTA/ 「地べた」から社会をデザインする (日13:00-14:30) (By 保井俊之)
「大上段に振りかざした」グランドセオリーではなく、「地べた」から帰納する社会システムデザインである、建築やアートに起源を持つパターンランゲージ及び看護社会学に起源を持つグランデッド・セオリー・アプローチ(GTA)について、平易かつ体系的に説明し、その社会デザインへの応用の動向を体系的に解説する。
No.12 2019/01/06 マルチステークホルダープロセス/協働による社会価値創造の実際(日14:45-16:15) (By 早田吉伸)
産官学民の協働を通じたソーシャルイノベーションの取り組みをとりあげ、その背景や取り組みの本質を解説するとともに、事例を通じて、その可能性を理解する。ゲストスピーカーを予定。
No.13 2019/01/06 ソーシャルイノベーションの実際2/地方創生の現場で何が起こっているのか (日16:30-18:00) (By 齋藤潤一(NPO法人まちづくりGIFT代表))
齋藤講師は、米国シリコンバレーITベンチャー企業のブランディング&マーケティングの責任者として従事した後、帰国後に広告デザイン会社を起業。大手企業や官公庁のWebサイト構築等を手がけた後に、震災を機に、地域活性化に従事するために宮崎県にIターン。「ビジネスで地域課題を解決する」を使命に、人材育成を通じた地域ビジネスの創出に全国各地で、取り組んでいる。2017年4月からは、宮崎県児湯郡新富町の一般財団こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)の代表理事として、特産品のブランディングやふるさと納税で得た収益を、社会起業家に投資する(新富モデル)事業を実施している。これらの活動を通じて、地方創生のレバレッジポイントは何なのか、地域ビジネス創出の手法に、ファイナンスとブランディングの視点もあわせてご講義いただく。
No.14 2019/01/06 「じぶんごと」ソーシャルデザインのプレゼンテーション (日18:00-19:30) (By 保井俊之・早田吉伸)
受講者全員がそれぞれ、自らが手掛けたいソーシャルイノベーションのテーマについて「じぶんごと」として、ソリューションをデザインする。デザインについて、本物のソーシャルピッチの現場のような臨場感あふれる雰囲気の下、当科目の担当教員並びに外部講師からなる審査員、そして他の受講生に向けて、サークルでプレゼンテーションを行う。
No.15 2019/01/06 「じぶんごと」ソーシャルデザインのプレゼンテーション(続き) (日19:30-21:00) (By 保井俊之・早田吉伸)
これまでの講義を総括し、受講者からのフィードバックを得て、当科目の履修を通じて得られた気づきと今後の政策デザインにおける課題について、円座となり、双方向でディスカッションする。