No.1 2015/04/09 ヒューマンファクター論概要「実務家」 (By 高野研一)
本科目で履修するヒューマンファクター論の全体概要の紹介とともに、ヒューマンファクターの重要性について述べる。また、各講義相互の関係性についても解説する。
No.2 2015/04/16 人間の感覚と特性「実務家」 (By 高野研一)
フェヒナーの法則を基本とした人間の感覚と物理的刺激の関係について解説し、人間を用いた実験やアンケート調査では、感覚尺度を用いる必要があることを解説し、人間特性の基礎を理解する。また、環境に係る各種許容限界について紹介する。
No.3 2015/04/30 作業におけるヒューマンファクター原則「実務家」 (By 高野研一)
古典的なヒューマンファクターの集大成として、作業に係る人間工学的配慮を行う場合に考慮すべき事項を述べるとともに、人間工学チェックリストの使用法を体得する。
No.4 2015/05/07 人間認知特性「実務家」 (By 高野研一)
人間の知覚・認識・注意の資源・行動に関する特性について解説する。特に、認知科学の成果としての各種の認知モデルの一連の進化過程について解説し、「メンタルモデル」の役割を理解していく。また、人間の認知特性としてのバイアスについて解説する。
No.5 2015/05/14 人間信頼性評価「実務家」 (By 高野研一)
人間を技術システムに組み込むことにより、人間の信頼性を考慮する必要が生じる。このため、人間の信頼性に影響を与える要因を挙げ、人間信頼性データを得る方法について解説し、代表的な事例でシステム全体の信頼性を算出する。
No.6 2015/05/21 根本原因分析「実務家」 (By 高野研一)
人間が関与した事例の分析について解説し、特に、根本原因分析の方法について、演習を行いながら理解を深める
No.7 2015/05/28 生体情報「実務家」 (By 高野研一)
人間特性を把握するための実験的手法として、生体情報(心電図、皮膚電気反射、脳波、眼振図など)を利用した方法の概要を解説する。これにより、健康な人間がストレスを受けた場合の影響に関する知見を得る。
No.8 2015/06/04 集団特性「実務家」 (By 高野研一)
個人から集団となった場合に、人間行動は大きく変容する。権威勾配・リスキーシフト・集団的手抜きなど集団における人間の心理や行動について解説する。
No.9 2015/06/11 リーダシップ論「実務家」 (By 高野研一)
集団における意思決定・チームワークに関する理論的背景について解説し、代表的なリーダのタイプを提示し、どのようなリーダシップが望ましいかについて解説する。
No.10 2015/06/18 安全文化「実務家」 (By 高野研一)
事故を防止するためには、個人、小集団(職場)における取組みに加え、組織としての取組みが重要であることから、安全文化の概念について解説する。
No.11 2015/06/25 安全文化とヒューマンファクタ(元日本航空小林氏:非常勤講師)「実務家」 (By 小林宏之、高野研一)
ヒューマンファクターが関与した事故を防止するための実践的方法について、長年の機長としての経験をバックに具体的な取組みの方向性について述べてもらう。
No.12 2015/07/02 事故防止の戦略「実務家」 (By 高野研一)
事故を防止するためのヒューマンファクター面からの戦略や各企業が実践している具体的取り組みを示す。
No.13 2015/07/09 航空機シュミレータ見学 Ⅰ「実地」 (By 高野研一)
羽田の全日空訓練センターにて最新鋭の航空機操縦シュミレータの概要の説明を受け、パイロットの訓練課程を学習する
No.14 2015/07/09 航空機シュミレータ見学 Ⅱ「実地」 (By 高野研一)
羽田の全日空訓練センターにて最新鋭の航空機操縦シュミレータの概要の説明を受け、パイロットの訓練課程を学習する
No.15 2015/07/23 技術者倫理とコンプライアンス「双方向」 (By 高野研一・東瀬朗)
技術者倫理の概要について解説し、基本的な考え方を身につけた後、具体的な事例に基づき、ケースメソッドによるグループ討議を行う。