No.1 2015/04/16 価値駆動型システムズエンジニアリング概論 (By 西村秀和)
社会では価値を最大化する製品やサービスを提供することが求められている。こうしたシステムを提供するには、ビジネスとシステムズエンジニアリングの関係性を明確に考える必要がある。この講義ではINCOSE Vision 2025を引用しながらシステムズエンジニアリングが向かうべき方向性を議論する。
No.2 2015/04/16 システムズエンジニアリングの基礎 (By 西村秀和)
システムの機能表現や論理思考がシステムズエンジニアリングの基礎としては重要である。システムの入力・出力関係と状態の意味を学習するとともに、可制御性、可観測性、安定性といったシステムの重要な性質を学ぶ。
No.3 2015/05/07 モデルに基づくコンセプトデザイン (By 西村秀和)
システムズエンジニアリングでは、コンセプトを明確にすることが最初に求められるが、必ずしも、このステージが十分に議論されていない。ビジネスや経営層、政策決定者へコンセプトを正しく示すことは、その後に続くシステム開発のステージに重要な影響を与える。この講義ではモデルに基づくコンセプトデザインについて議論する。
No.4 2015/05/07 演習:モデルに基づくコンセプトデザイン (By 西村秀和)
モデルに基づくコンセプトデザインを演習を通して学ぶ。ここでは、システムモデルを構造、振る舞い、要求、パラメトリック制約で記述するSysML(Systems Modeling Language)を活用する。
No.5 2015/05/21 Industrial Internet、INDUSTRIE 4.0 (By 西村秀和)
Industrial Internet、INDUSTRIE 4.0といった新しい概念が米国、ドイツなどから示されている。Cyber Physical SystemやInternet of thingsがどのようにこうした新しい概念と結びつくのか、システムズエンジニアリングの観点から考察する。
No.6 2015/05/21 演習:Industrial Internet、INDUSTRIE 4.0関連のコンセプトを考える (By 西村秀和)
Industrial Internet、INDUSTRIE 4.0に関連する新たなコンセプトを考えるための演習を行う。
課題としてIndustrial InternetまたはINDUSTRIE 4.0の資料を読み、この概念と修士研究とを関連付け、価値駆動するシステムを考える。
No.7 2015/06/04 成果発表(1) (By 西村秀和)
中間報告として取り組んだ課題の成果を発表する。
No.8 2015/06/04 成果発表(2) (By 西村秀和)
中間報告として取り組んだ課題の成果を発表する。
No.9 2015/06/18 価値駆動型プロジェクト概論 (By 萩本順三、西村秀和)
激変するビジネスの世界に、なぜ今、価値駆動のプロジェクトデザインが必要とされるのか、どのようにモデルを使ってビジネスシステムを可視化していくのかなどをお話するとともに、価値を創造するためのモデルに基づくプロセスのマネジメントに必要となる手法について概説する。
No.10 2015/06/18 価値のデザイン:価値分析モデルの説明および演習、ステークホルダの抽出とステークホルダの価値デザイン (By 萩本順三、西村秀和)
価値駆動型プロジェクトを推進するためのプロセスでは、まず価値のデザインから始める。後半第2回目となるこの講義では、価値分析モデルとは何かを説明し、演習により、ビジネスの主要なステークホルダ(利害関係者)を抽出し、その価値を描いて、価値のデザインを導く。
No.11 2015/07/02 価値のデザイン:ステークホルダの価値の詳細化、ステークホルダの価値とプロジェクト目的の関係づけ (By 萩本順三、西村秀和)
後半第3回目となるこの講義では、前回に引き続き演習によりステークホルダの価値についてリファイン(詳細化)し、ステークホルダの価値をプロジェクトの目的につなげる方法を示す。
No.12 2015/07/02 要求モデル:価値分析モデルから要求分析ツリーへの展開 (By 萩本順三、西村秀和)
前回までに作成した要求モデルと、これから作成するプロセスモデルとの関係性について説明する。また、演習を通じて、プロセスモデルを作成しながら要求モデルから再度要求を抽出し、その要求をプロセスモデルで検証するといった、モデル間のイテレーション(繰り返し)を体験する。
No.13 2015/07/16 プロセスモデル演習:プロセスモデルによる要求モデルの詳細化 (By 萩本順三、西村秀和)
前回までに作成した要求モデルと、これから作成するプロセスモデルとの関係性について説明する。また、演習を通じて、プロセスモデルを作成しながら要求モデルから再度要求を抽出し、その要求をプロセスモデルで検証するといった、モデル間のイテレーション(繰り返し)を体験する。
No.14 2015/07/16 要求モデルによる要求の絞り込みとプロジェクトプランニング (By 萩本順三、西村秀和)
これまでに作成した価値モデル、要求モデル、プロセスモデルからどのようにプロジェクトプランニング(活動モデル)を行うのかを説明する。また、演習により、ゴール記述書を作成する。最終回となるこの講義では、全体を通して進めてきた価値を創造するためのプロセスが、活動プロセス(PDCA)に対してどのようなインパクトを与えるかを議論する。
No.15 2015/07/23 総括 [No Archive] (By 西村秀和)
講義全体をとおしてディスカッションを行う.