No.1 2015/09/26 SA&I全体の概説と,技術システム開発におけるSA&I:要求とインテグレーション,検証,妥当性確認 (By 西村)
講義の前半では,当該コア科目全体で何を学びとることができるか,どのような学習効果が期待できるかを概説する.
後半では,技術システム開発に関して,システムにとって良い要求,アーキテクチャ,設計とは何か,システムインテグレーションに向けて,何をしておかなければならないかについて解説する.
No.2 2015/10/03 技術システム開発におけるSA&I:要求とインテグレーション,検証,妥当性確認 (By 西村)
トレーサビリティを確保して,システム要求の検証方法を明確にした上で,システムインテグレーションに向けて検討しておくべきことを解説する.特に,SEハンドブックが4th Editionに改定され追加されたシステム解析に関して述べる.
No.3 2015/10/10 技術システム開発におけるSA&I:DualVeeモデルと自動車開発 (By 佐々木,西村)
開発モデルとして、Dual Veeモデルを解説するとともに、Dual Veeモデルを時間軸報告に拡張したDynamic Dual Veeを用いて自動車開発のプロセスを紹介する。
No.4 2015/10/24 技術システム開発におけるモデルベースの活用 (By 西村)
システムモデル表現を活用することにより,システムズエンジニアリングを進めるモデルベースシステムズエンジニアリングを解説する。モデル表記法の一つであるSysMLを紹介するとともに、モデルベースで考えることによる効果について議論する。
No.5 2015/10/31 宇宙システム開発におけるアーキテクティングとインテグレーション (By 白坂,西村)
宇宙システム開発におけるアーキテクティング事例を利用しながら、アーキテクティングとインテグレーションの説明をおこなう。
No.6 2015/11/07 System of Systemsアーキテクチャ (By 西村)
System of Systems(SoS)とは何かを理解し、SoSアーキテクチャを構築するにはどのように考える必要があるか、また、SoSのためのマネジメントはどのように行うと良いのかをディスカッションを交えて検討する。
No.7 2015/11/14 グループワーク設定とその取り組み方について (By 西村,佐々木,春山,白坂,保井)
最終課題として取り組むグループワークの内容について説明し,SA&Iに関する取り組みに向けた方針を示すとともに,要求の把握,問題の設定や解決策に導く考え方などを示す.あわせてSA&Iに関する講義内容全般について総合討論を行う.
社会システムのシステムズ・アプローチにおいて、最も重要かつ難度が高い問題把握と要求分析について、システムの境界の特定における特徴にとくに留意しつつ説明する。
No.8 2015/11/21 社会システムの政策提言におけるSA&I:問題把握,要求分析:Boundaryの明確化 (By 保井,西村)
社会システムのシステムズ・アプローチにおいて、最も重要かつ難度が高い問題把握と要求分析について、システムの境界の特定における特徴にとくに留意しつつ説明する。
No.9 2015/11/28 社会システムの政策提言におけるSA&I:目標の階層化,システムレベルの下り方(分析):実現可能性を探る (By 保井,西村)
社会システムのシステムズ・アプローチの要求分析において、デザイン案の導出に円滑につながるような目標の階層化、分析におけるシステムレベルの下り方について、現実問題における実現可能性を探りつつ説明する。さらにSE VISION 2025に触れつつ、社会システム分析の現代的意義にも触れる。
No.10 2015/12/05 社会システムの政策提言におけるSA&I:Policy Alternatives導出,政策提言:必要に応じて実現性の観点から比較評価 (By 保井,西村)
社会システムのシステムズ・アプローチのデザインのプロセスで、実現性の観点から比較評価しつつ絞り込みが行える方法論について、政策設計の観点も踏まえ説明する。
No.11 2015/12/12 ソフトウェア開発におけるSA&I:要求分析、外部設計、内部設計、実装、テスティング (By 春山,西村)
ソフトウェアシステムのアーキテクティングおよびインテグレーション
について、ソフトウェア開発の一連のプロセスを学ぶ。
具体的には、ソフトウェアシステムの要求分析をおこなってシステム目標の
明確化を行い、顧客の要求を確認しながら外部設計、さらに内部設計を行い、
その実装後に、テスティングをする方法を学ぶ。
No.12 2015/12/19 ソフトウェア開発におけるSA&I:アジャイル開発 (By 春山、西村)
ソフトウェア開発では、往々にして顧客の方針変更やシステムをとりまく状況の変化などで仕様が変わり、その結果大幅な設計変更を余儀なくされたり
予定よりも早く完成させなければならなくなったりすることがある。
そのような時に敏速に対応することが出来るアジャイル開発について学ぶ。
No.14 2016/01/09 グループワークの成果発表と担当教員からのフィードバック (By 西村,佐々木,春山,白坂,保井)
与えられたテーマで,グループにてSA&Iを行ったプロセス,結果について発表する.担当教員からのフィードバックを通して,SA&Iを学習する.
No.15 2016/01/09 全体を通した担当教員からのフィードバック (By 西村,佐々木,白坂,保井,春山)
与えられたテーマで,グループにてSA&Iを行ったプロセス,結果について発表する.担当教員からのフィードバックを通して,SA&Iを学習する.