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太刀川 英輔

太刀川 英輔(たちかわ えいすけ)特別招聘准教授

NOSIGNER代表
デザインストラテジスト
静岡市 文化庁芸術拠点形成事業 ブランディングディレクター
グッドデザイン賞審査委員
コクリ!プロジェクト ディレクター
NPO法人ミラツク 理事
(社)地域ブランディング協会 理事

HP

研究・教育分野

1.ソーシャルデザインで美しい未来をつくる。(デザインの社会実装)
2.発想の仕組みを解明し、社会の進化を生む変革者を増やす。(デザインの知の構造化)

経歴

NOSIGNER代表。デザインストラテジスト。慶應義塾大学特別招聘准教授。デザインで美しい未来をつくる(デザインの社会実装)発想の仕組みを解明し変革者を増やす(デザインの知の構造化)この2つの目標を実現するため、次世代エネルギー・地域活性・伝統産業・科学コミュニケーションなど、SDGsに代表される分野で多くのデザインプロジェクトをマルチセクターの共創によって実現。プロダクト・グラフィック・建築・空間・発明の領域を越境するデザイナーとして活動する。グッドデザイン賞金賞(日本)アジアデザイン賞大賞(香港)など100以上の国際賞を受賞し、またグッドデザイン賞・DIA Award(中国设计智造大奖)・WAF(世界建築フォーラム)など多くの国際賞の審査委員を歴任する。主な仕事にOLIVE・東京防災(東京都)・山本山・横浜DeNAベイスターズ・YOXO(横浜市)・MOZILLA FACTORY・aeru・越前漆(鯖江市)など。また、デザインや発明の仕組みを生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱し、デザイン教育者として日本の大企業・行政・社会起業家のセクターの中に変革者を育成している。

防災

東日本大震災の40時間後に立ち上げた災害時に役立つデザインを共有するWIKI「OLIVE」は、大震災以降の防災デザインのムーブメントに火をつけた。その活動がTHE SECOND AIDを生み、東北の防災産業創出につながる。またOLIVEの書籍が、後に東京都が803万部以上を発行し、全世帯に配布した行政史上最大の防災計画である東京防災(電通と協働)のデザインに発展。楽しむ防災をムーブメントにした。

伝統産業

学生時代からの徳島の木工のプロデュースからデザインの仕事を始めたのを皮切りに、伝統産業との仕事は多岐にわたる。社会起業としてAPEC BEST AWARDを受賞した0〜6歳の伝統ブランド「和える」のデザインディレクションを手がける。また、栃木県小山市のかんぴょううどんは2009年ペントアワードの食品パッケージデザイン部門にて世界一となるプラチナ賞を受賞。日本最大の漆器産地、越前漆器のブランディングを手がけ、漆の真贋ををわかりやすく表現するピクトグラム、東洋インキのCNT技術と融合した漆伝来1200年の歴史上最も黒い漆の開発を手がけている。

東北復興支援

OLIVEの仕事以来、東北復興支援のプロジェクトを数多く手がけている。THE SECOND AIDに代表される防災産業創出のためのプロジェクト、JR東日本との協業による東日本のおかしを紹介して市場をつくる「おやつTIMES」プロジェクト、石巻の牡鹿半島にコミュニティをつくるためのアクセサリーブランドOCICA、師である隈研吾のEAST JAPAN PROJECTにてプロダクトデザイン等、被災地のコミュニティと市場をつなぐ挑戦を続けている。

地方創生

静岡市では、文化芸術創造拠点形成事業のブランディングディレクターとして、田辺信宏市長や演出家の宮城聰さんとの協業で「まちは劇場」政策を広げ、「ON STAGE SHIZUOKA」や「ふじのくに⇄世界演劇祭」のブランディングを手がけて静岡をパフォーミングアーツの聖地にすることを目指している。地元横浜では、ベイスターズのライフスタイル化のブランディングを手がけ、THE BAYSや+B、マンホールなど横浜の街に広がるデザインを手がける。またACY・ベイスターズとの協業でWE BRAND YOKOHAMAというコミュニティづくりを通して、横浜の変革者たちを繋いでいる。

クールジャパン

2014年3月〜8月には内閣官房「クールジャパンムーブメント推進会議」コンセプトディレクターを大臣より拝命し、ボランティアとして引き受け「クールジャパン提言」をまとめる。クールジャパンのミッション宣言「世界の課題をクリエイティブに解決する日本」の策定に貢献し、稲田朋美元大臣とともに発表。SDGsに先駆けたデザイン戦略を描いた。しかし宣言の一週間後、内閣改造で幻の提言になってしまう。 提言内でも寺社仏閣のサイン計画の改善を挙げTEDxTokyoでも登壇するなど、自他ともに認める神社仏閣好き。伝統の保全を目指している。白無垢をテーマにした化粧品ブランドWAREWでは、2013年ペントアワードの化粧品分野のパッケージデザイン世界一に輝く。

サイエンスコミュニケーション

2007-2009に東京大学先端科学技術研究センターの広報のデザインディレクションを手がけるところからグラフィックデザイナーとして活動を開始するなど、創業期よりサイエンスコミュニケーションに取り組んでいる。国立天文台の懸広報室長や宇宙飛行士の山崎直子さんが手がける「宙ツーリズム」をブランディングで支援している。ミラノサローネではAGCとの協業で世界最大のガラスの分子構造模型をガラスの素材サンプルで創り上げ、FRAME(蘭)からBEST OF MILAN DESIGNWEEKとして紹介される。

次世代エネルギー

2018年度に経産省に提言した「放射性廃棄物最終処分場のためのデザイン戦略提言」では、放射性廃棄物最終処分場を原子力政策から中立化し、逆に再生可能エネルギー政策との融合をはかることで、処分場が未来のエネルギー政策に対して希望の丘となるための戦略を描いた。