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2017.07.18

谷口智彦教授がINCOSE第27回年次国際シンポジウムで招待講演を行いました

 本研究科の谷口智彦教授は、INCOSEが2017年7月15~20日豪州アデレードで開いた第27回年次国際シンポジウムに招かれ、参加しました。
キーノート・スピーカー4名中、2人目として18日朝の全体会に登壇した同教授は、安全・正確をもって鳴る日本の新幹線システムについて解説し、 開発時の設計思想がその後の安全性をもたらしたこと、一から都市を作るような効果をあちこちに生んだことなどを、スラ イドによりつつ説明し、さかんな質問も得て好評を博しました。
 INCOSEのアジア太平洋総会が前年秋、インドのバンガロールで開かれた折、同教授は招かれて基調講演を行いました。それが関心を集めたこと から、今回は同じテーマを話すよう、国際大会に招かれたものです。
INCOSEとは、日本支部代表、幹事を本研究科の狼嘉彰・初代研究科長、白坂成功教授がそれぞれ務めるシステム工学国際協 議会(International Council on Systems Engineering)のことで、システムズ・エンジニアリングに携わる研究者、実務家が構成する国際組織です。 同協議会が作成するハンドブックは、本研究科の必修参考書として用いられています。
写真は講演時の様子を写したもの。